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イナズマン(主人公)

いなずまん

自由の戦士、イナズマン。 ※本項ではキャラクターとしてのイナズマンについて解説する。
目次 [非表示]

サナギマンは待つ。

イナズマンに成長する時が来るのを、ひたすら待ち続けるのだ!

「超力招来!!」

サナギマンが成長するとベルトのゲージが頂点に達し、イナズマンになるのだ‼

概要

ベルトのゲージが頂点に達し、エネルギーの充填を完了したサナギマンが「超力招来!!」の変身コールで二段変身した蝶をモチーフとした青き超人。代名詞は「自由の戦士」

サナギマンの表皮が弾け飛び、この姿へと変態する(第18話では外殻が吹き飛ぶ演出がなく、瞬時にイナズマンに変転している)。技を繰り出す際の掛け声は「チェスト!」(やられる時も「チェスト」と言うシーンもある)。

変身にはサナギマンを経る必要があるのだが、回によってはいきなりイナズマンに変身している事も…。

サナギマンの時に刺さった敵の棘も変転した時の衝撃で吹き飛ばせるため、変身自体が一種の回復手段にもなっている。


念動力や稲妻拳法などの多彩な超能力や技を持ち合わせており、これらの超能力や稲妻技、拳法風の格闘術を駆使する戦闘スタイルを取る。サナギマンから怪力も引き継がれており、罠が仕込まれた部屋に閉じ込められても壁を崩して難なく脱走したり、機関車を押し返すことも可能である。

また首に巻かれたマフラーは変形する事ができる上に伸縮自在である。

更に透視能力や幻影を見せる能力や凍結から脱出する能力を持つ(変身前の状態ではテレパシー、サナギマンの状態では透視能力が使えるなどイナズマンにならずともある程度の能力が行使できる)。


なお第24話から歴戦の戦いで力が高まった影響なのか、マフラーの色が黄色からオレンジ色になり、さらに第26話(『イナズマンF』)からは新たに稲妻を意匠化したF(フラッシュ)のマークが描かれるようになったほか、戦闘スタイルも若干変化し、空手を主軸にしたものへと変化。超能力はあまり使われなくなったが、力自体は超能力増幅器“ゼーバー”の力によって数倍にパワーアップしているとされている。


また敵側の超能力を真っ向から打ち破る必要性からなのか、念力で相手がどこにいようが攻撃できる、破壊されたダムなどを再生できる、天候を操り様々な現象を引き起こす、一度食らった毒は耐性ができる、異空間に敵を引き込む等々、その超能力の強さはトップクラスな上に、相手の弱点を見抜く着眼点もある事から、彼の潜在能力は特撮界でもチートクラスとファンからは評価されている。しかも、この評価、石ノ森章太郎先生のお墨付きである。

一方で第18話に登場した空想をするうちに予知能力を身につけた譲治少年のように特定の超能力が自身を上回っている超能力者もいるようである。


それ故に基本的に苦戦する事は殆ど無いが、変身前から弱っていた場合はその限りではない。

無論、イナズマンとて生物であるので毒物の類に侵されれば苦しむ。第18話にてドクバンバラの毒ガスで目をやられた際には譲治少年のテレパシーと予知能力を目の代わりとする事で切り抜けている。


レッツゴー仮面ライダー』ではFではない通常の姿で登場(初代の時代から連れてこられたのであろうか?)。


なおCMアイキャッチでは手足にアゲハチョウの羽の衣装があるNG版のデザインになっている。


漫画版

変身者は特撮版とは異なり、高校生である風田サブロウとなっている。

こちらでのデザインはヒーローらしからぬ黒いパンツを着た昆虫人の姿をしている(デジタル大全4巻の表紙にはマフラーやアゲハ蝶の模様が追加され、特撮版のNGスーツに近いデザインで描かれている)。

変身すると某裏切り者の汚名を背負った主人公の様に服が破ける仕様となっている。


敵は新人類帝国である事には違いないが、いわゆるミュータンロボットだとかデスパー軍団は出てこない(ただし、怪人じみた外見の超能力者がいないわけではなく、原作を元にしたアニメ版やMEIMU版ではミュータンロボットが登場する)。


触角はガに見えるが、こちらでもモチーフは変わらずである。


リメイク版

風田三郎が変身したサナギマンが「超力招来!」の掛け声と共に進化。変身した姿である“青い自由の戦士”。最大の必殺技は『超力イナズマ落とし』。決めゼリフは「チェスト!!」。


特撮版とは違って萬画版をベースにしたデザインとなっており、手足や局所に黒い部分が見られる以外は裸身に近くなっているという特徴を持つ。またサナギマンの時は血管を思わせる赤い筋やコアの部分が黄色になっている(MEIMU版に一番近い容姿をしている)。


当初はこの姿へと変身する事は出来なかったが、信頼していた番場の本性を知り、極度の人間不信に陥っていた所を弦太郎に諭され、更に“フォーゼドライバー” を焼き捨てるという捨て身の教導を目の当たりにしたことで、今まで心に抱えていた幾多のトラウマやコンプレックスを克服。そして新しい自分に生まれ変わる決意を果たし、文字通り自分の殻をぶち破ったことで能力を更に開花させる事で変身できるようになった。


重厚感あふれるサナギマンとは違ってスタイリッシュな体型となっており、スピーディーな格闘戦を得意としている。


また、サナギマンの時以上の強大な超能力を持っており、ホロスコープスの残留エネルギーを駆使した衝撃波を容易く跳ね返す程の念動力を発生させ、背中から蝶の翅を思わせるオーラを発生させて飛翔することも可能(飛翔する際の効果音は特撮版に寄せてある)。


ちなみに萬画版と同じく、変身を解くと生まれたままの姿になる仕様となっている。


主な必殺技

超力イナズマ落とし

数々の強敵を倒してきたイナズマンの代表的な必殺技。両腕から赤色の光線を連射しながら相手の頭上に急降下し、そのままパンチを叩き込む(当初は「稲妻拳法電撃チェスト」と同じ技として扱われた)。ちなみに最後のパンチは大人の事情で省略される事もある(『スーパーヒーロー作戦ダイダルの野望』では両手から稲妻を放つ技となっている)。

なお、第19話では逆転チェスト使用時に一瞬だけこの技のバンクが流用されている。

リメイク版はふた通りのバージョンがあり、一つは『MOVIE大戦アルティメイタム』で使用されたのは飛び上がって敵に電撃を纏ったチョップを浴びせるタイプ、もう一つは『スーパーヒーロー大戦Z』で使用された敵に雷を誘導して落とすバージョンである。


イナズマショック

ソノシート版で使用。体から電撃を放って敵にトドメを刺す。


稲妻拳法

先ほど紹介した電撃を纏った拳を敵に叩き込む序盤の必殺技『稲妻拳法電撃チェスト』(『スーパーヒーロー作戦ダイダルの野望』では突き出した腕から電撃を放って敵を攻撃し、急降下パンチを食らわす技となっている)、両足で挟んだ敵を錐揉み回転して投げ飛ばす『稲妻拳法車返し』、必殺キック『稲妻拳法回転蹴り』などのパターンがある拳法技。


稲妻タイフーン

触角に手を当てて、旋風を巻き起こす。稲妻旋風返しという同様の技もある。

スーパーヒーロー作戦ダイダルの野望』では『稲妻台風』という稲妻を纏った竜巻を放つ技として表現された。


念力飛ばし

対象をテレポートさせる。


イナズマ真空チェスト

対象を真空状態の空間に包み込み破壊する。巨大要塞だろうがこれ一つでドカンである。

『レッツゴー仮面ライダー』では電撃をまとったチョップを放つ技となっていた。


念力キック/念力パンチ/念力チョップ

念力を使って、遠くの敵に打撃を叩き込む。イナズマンFになって以降は念力で強化されたキックやパンチと言う扱い。リメイク版では稲妻を纏ったリーチの長い打撃技という扱いである。


イナズマンミラクルチェスト

分身能力を発動。幻影を見せる能力の応用技。

念力パンチと併用すればミラクルパンチとなる。


逆転チェスト

イナズマンをチートたらしめている最大の要因と思われる技。

超能力を使って相手の技を再現し、浴びせ返す、いわばコピー技の様なもの。更に詳しく言うと「敵の攻撃による結果を反転させる」という、とんでもないチート効果も持つ。つまりイツツバンバラが壊したビルは元に戻るし、ミズバンバラにより決壊したダムも完璧に直る実は時間を巻き戻しているという説もある。劇中では強力火柱返し(イツツバンバラの火炎を弾き返した)、復元稲妻返し(ダムを修復したのはこの技)、稲妻真空返し(カゼバンバラの風竜巻を跳ね返し、竜巻の中心部にある真空域に吸い寄せて空中に巻き上げた)など用途に応じて名前も変わっている。

なお、腕を突き出さなくても目を発光させれば発動できるらしく、第11話ではバンバの念力攻撃を跳ね返して逆に爆破してみせた(当のバンバは生きていたが)。

ゲーム『スーパー特撮大戦2001』ではどんな攻撃も無力化してしまう恐ろしいチート性能に進化している。


復元チェスト

スーパーヒーロー作戦ダイダルの野望』で使用した回復技。


イナズマンフラッシュキック

『F』から登場する必殺の飛び蹴り。念力キック、念力パンチとの連続で使用してハンマーデスパー2を倒した。イナズマンきりもみキックという錐揉み回転を加えたものや、縦回転を加えたイナズマンパワーキックという技もある。


大車輪稲妻放射

変形したベルトの風車から放つ電撃。


稲妻影崩し

目を発光させて敵を爆破する。カゲバンバラの力の源である黒い太陽を爆破し、影の世界から脱出した。


逆転稲妻返し

指先から敵を焼き尽くす稲妻を発射する。これとは別に指差して念力を送った対象を解凍する能力を持つ。


稲妻光線返し

腕をL字に組んで電撃光線を放つ。ワイドショットではない。


マフラー

取り外し可能なマフラー。マフラー稲妻走りで鎖に変形させたり、稲妻カッター(文字通り稲妻型をしている)に変形させて投げつけたりできる万能アイテム。イナズマンなだけに雨やコンクリートなどの液体を放つことも出来る。(マフラーコンクリート固め、稲妻マフラー水走りと呼ばれる)。


マフラー稲妻走り

マフラーを倒壊するビルを引っ張って支える程の強度がある鎖に変形させる。なお大きさは自由自在で、普通の大きさの鎖に変えたり、伸縮させて敵を縛る事もできる(『スーパーヒーロー作戦ダイダルの野望』ではマフラーで縛った相手に電撃を食らわせる技となっている)。

第18話ではマフラーを使わずに鎖を生成し、ドクバンバラの槍を没収した。


地割れチェスト

地割れを起こして敵の攻撃などを引き込んで無効化する。


瞬間移動チェスト

瞬時にテレポートをする。

他者と一緒にテレポートする事も可能。


宇宙三段蹴り

仮面ライダースーパー1の四段旋風蹴りのような蹴り技。

敵の頭上を回転しながら、複数の敵に連続蹴りを浴びせる。


ゼーバー

バンバに囚われたイナズマンが自分の目と触角、そしてベルトパーツから加工した超能力増幅装置。入手以降はマフラーがオレンジ色に変化したイナズマンFとなった。ただでさえチートだったイナズマンを更に強化してしまったチートアイテムで、投擲して突起で突き刺したり、生命力を他人に分け与えたり、透視したり、逆転チェストを強化したりともうわけがわからない。

MOVIE大戦アルティメイタムにも登場したが、フォーゼに破壊された。そもそもこちらのゼーバーは番場が作ったものであり、サナギマンの状態でも使用できる上にレーザー砲の動力源としても扱えるという根本からして別物。


ゼーバー・逆転チェスト

イナズマンF(以下Fと省略)』から登場するパワーアップした『逆転チェスト』。赤い突起部分を展開した「ゼーバー」を掲げ、相手の攻撃を反射する。


ゼーバーシュート

『F』から登場。ゼーバーを投げつけ、イナズマ状の突起部分を敵に突き刺す。


ゼーバー・イナズマンフラッシュ(ゼーバー・イナズマショック)

ゼーバーの稲妻状のアンテナを立てて増幅させた電撃を放つ。帝王バンバを葬り去った必殺技で、『イナズマンF』では主要技へと昇格する。なお『イナズマン』で初披露された際は『ゼーバー・イナズマショック』と呼ばれていた。


異空間への移送

ガスバンバラとの戦いで使用。

ガスバンバラを異空間に引き摺り込み、ゼロワンドライバーのような錐揉み回転アタックを浴びせたが、撤退された。


透視

目を発光させて対象の中身を透視する。


地割れ

ガスバンバラの山津波で生き埋めにされた際に地割れを起こして脱出した。


オーバーヘッドキック

ドクバンバラに対して放ち、大ダメージを与えた。


念話

変身前で使用。遠方にいる超能力者同士で会話が可能。


読心能力

アニメ版で使用。キカイダー/ジローの心を読み、イツツバンバラに洗脳されるジローの心に働きかけた。


記憶消去

アニメ版で使用。目を合わせたハンペンの記憶を消去した。


分身

スーパー特撮大戦2001で発動できる。

分身を作り出して相手の攻撃を躱す。


変身者

この他、原作のルビィ、MEIMU版の風田御世がイナズマンに似た姿に変身している。

なお、五郎は大学生、三郎/サブロウは高校生と年齢や精神性はそれぞれ全く異なる。

しかして共通して他者に覚醒を促されるという点は共通している(特撮版はキャプテン・サラー、漫画版はリオン、アルティメイタムは如月弦太朗)。

ちなみに、アニメ版でサブロウがイナズマンに変身すると普段のお調子者な性格から、冷静な性格になる。文字通り蝶(成虫)になったが故であろうか?


CV


関連イラスト

超力招来!!!イナズマン!!フラッシュ!!!振るえ!ゼーバー!!

特撮版


イナズマン(MOVIE大戦アルティメイタム)

リメイク版


関連タグ

風田サブロウ 風田三郎 渡五郎 サナギマン ライジンゴー

イナズマン イナズマンF

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