イナズマンF第18話「レッドクイン暗殺のバラード」登場
「役に立たない奴は死ぬ。 渡五郎、俺と勝負しろ!」
「俺の名はハンマーデスパー2 たった今蘇った」
声ː丸山詠二
概要
女スナイパー・レッドクインのガイゼル総統へ敵意を向けるような行為から疑い、手を傷つけた罪で処刑された再生ハンマーデスパーに代わって、総統が殺し合いで生き残った優秀な戦士(演ː新堀和男)を新たに改造してイナズマンへの刺客として送り込んだサイボーグ。胴体は初代と同様だが顔そのものがハンマーになっている初代(再生)と違い、両耳がハンマーになっている。また、初代のような腕のハンマーを分離させて鎖分銅のように使用することはなかった。
使えないと察したのか兵士を伴ってレッドクインの始末に現れ、イナズマンとの戦闘の際は超能力者にダメージを与える死のメロディーをサデスパーが流したことで苦戦するも、発信元は荒井誠により破壊され、形勢逆転。イナズマンの念力キックと念力パンチを繰り出された後、最後はイナズマンフラッシュキックにより空中爆砕した。
レッドクイン
(演ː八代順子)
本名:飛鳥夕子
初代ハンマーデスパーに家族に殺され、復讐のためデスパー軍団に入団した女殺し屋。
仲間になったように見せかけるため、故郷の仲間であるテツヤまで殺している。「レッドクイン」というコードネームはこの時サデスパーによって命名された。
右手を再生ハンマーデスパーに傷つけられたことで1日だけの猶予を総統にあたえられ、デスパーの標的だった渡五郎が協力を申し出るがそれも全く聞き入れず、たった一人でガイゼル総統の命を狙おうとする。それを知った五郎は「俺が的になる。その左手で俺が撃てたらガイゼルを撃て」と言って命がけの特訓を申し出た。
直後、五郎の目前でデスパー兵士に狙撃されたが、死の間際にガイゼル総統の右耳を狙撃で撃ち落とした。
余談
レッドクインを演じた八代順子は第1話で五郎を助けたことで夫共々初代ハンマーデスパーに殺された新婚の女性としても出演している。
この回で右耳を落とされたため、次回以降からはガイゼルは耳部分をマスクで覆うようになる