概要
『イナズマン』最終回に登場した武器であり、続編の『イナズマンF』でも使用したチートだったイナズマンを更に強化してしまったチートアイテム。
誕生経緯
『イナズマン』の最終話(25話)で、バンバによって特殊な牢に捕えられたイナズマンが、ベルト右脇のパーツと自身の目・触角の一部を加工して作り上げた超能力増幅器。
普段はベルト右腰のケースに収納される。
形状
大きさは後年の市井にまで普及した携帯電話ほどであり、イナズマ状のアンテナを2本と、3色のレンズ付きアンテナを収納している。
技
赤いレンズは逆転チェストを使える。
青いレンズは瞬間移動を強化したゼーバー・テレポーテーションを、強化されたことでライジンゴーごとテレポーテーションができる。
黄色のレンズは透視能力を増幅させる透視チェストやゼーバー・イナズマンエネルギーは自身の生命エネルギーを分け与えることができる。
更にはゼーバーそのものを敵に投げつけ稲妻状の突起で突き刺す技・ゼーバーシュートがある。
MOVIE大戦アルティメイタム
番場影人が5年の歳月をかけて開発した超能力増幅器。
原作とは異なりサナギマンが主に使っていた。
アクマイザーの計画に利用するため、イールが持ち去ってしまう。
余談
ゼーバーの設定はドラマ性の重視以外にも、あまりにサナギマンの弱さが目立ってしまったことや、イナズマンの技が多彩であった反面、『仮面ライダー』におけるライダーキックのような代表的な必殺技がなかった、という反省に基づく強化策だった。
またMOVIE大戦アルティメイタムでのゼーバーのデザインは石森プロの田嶋秀樹が担当した。