トゲバンバラ
とげばんばら
「どうだ渡五郎!俺の棘には猛毒が入っているのだ‼どーした、ンフフフハハハハハハ‼」
CV:里見高志
『イナズマン』第16話「約束に向って走れ!」に登場。
某所に建設された新人類帝国の秘密工場の主任を務めていると思われる、棘をモチーフとしたサボテンやウニを連想させる姿のミュータンロボット。
工場運営の為の労働者確保を目的とした拉致監禁及び、脱走者の処刑を主な任務としており、人員確保のために日本中から建設作業員をかき集めていた。拷問を好む下劣な性格の持ち主。
全身にびっしりと生えている棘は全て強力な猛毒の毒針で、かすっただけでも即死こそしなかったものの、五郎はサナギマンに変身できない程の激痛に襲われていた。
またその鋭さはサナギマンの甲殻に突き立つ程の威力を持ち、相手をどこまでも追いかけるホーミング効果が備わっている上に、ミサイルの様の巨大化させることも可能。
工場が爆発事故を起こし、その騒ぎに乗じて作業員たちが逃げ出すと機密保持のために毒殺して回り、工場の噂を聞きつけ偶然現場にやって来て、奴隷を助けようとした五郎にも毒針を浴びせ、生死の境を彷徨わせた。
しかし五郎は山の向こうにある隣村のご婦人が飲ませてくれた毒草の作用で毒が裏返りかろうじて蘇生し、サナギマンへと変身。
すかさずドクバンバラは毒針を投げつけてサナギマンを苦しめるもゲージが溜まってイナズマンへの変身を許してしまう。
イナズマンが呼び寄せたライジンゴーを毒針ミサイルで撃墜しようとするが、逆にロケット弾で全て撃墜された挙句に部下のファントム兵士たちも全滅してしまう。
状況が不利になった為、捨て台詞を吐いて逃げ出そうとするも当然見逃してもらえる筈もなく、最後は『超力稲妻落とし』を受けてドロドロに溶けて炎上。消滅した。
竜ヶ森湖にて工事関係者を誘拐し、奴隷にしていた。
それを追ってやってきた五郎と竜ヶ森で消息を絶ったハヤタ隊員を捜索に来たエイジらの前に出現し、原作同様に五郎を変身不能に追い込んだ。