演:槙麻耶(人間態と怪人体のボイスを兼任)
概要
『イナズマン』第6話「怪奇ユキバンバラ!新人類手術!!」にて登場。
予知能力を持ち、自身の占いを信じない者たちを呪い殺していた超能力者「氷山雪絵」が帝王バンバに拉致されて改造された姿。
雪男のような手足、雪山の岩壁を思わせる体、雪女の顔を併せたような外見をしており、飛行能力の他にも、氷柱を投げ付ける「氷柱打ち」、積雪で相手を生き埋めにする「雪雪崩」といった氷雪に関する技を持つ。
改造にあたり、「プロレスラーの筋肉」、「強盗殺人犯の頭脳」、「詐欺師の口」、「金庫破りの指」が素材として使用されており、ミュータンロボットの製造過程を知る上で重要なサンプルとなっている。
タクシーの運転手を殺害していた所、渡五郎と遭遇、サナギマンと交戦した。
イナズマンとの空中戦では吹雪を起こして一度はライジンゴーごと墜落させるが、それは演技であり、病室に侵入した所に反撃に遭う。豪作の勘違いで逃げ果せる事に成功するが、豪作が改造前に占いの館を訪れていた事が仇となって五郎に居場所を突き止められてしまった。
サナギマンとの再戦では「氷柱打ち」と「雪雪崩」の連続攻撃で倒したかに思われたが、イナズマンへの変身を誘発する結果に終わり、得意の氷漬け攻撃も「チェスト」の一声ですぐさま脱出され、トドメの『逆転イナズマ返し』を浴びてドロドロに溶解する末路を迎えた。