「奴は渡五郎! これは面白くなってきた~バンバラ~」
CV:丸山詠二
初登場:『イナズマン』第2話「危うし少年同盟! 呪いの水!!」
概要
少年同盟の一員で日本中の全同盟員の名前と住所を記憶している江川ミドリを発見し、その情報を得ようと企む新人類帝国の二番手。
水草の生えた岩礁と水を併せたかのようなフォルムが特徴。
赤い水や水草、雨に姿を変えて水のある所どこにでも侵入でき、特定の場所を水没させてしまうことが可能。
トンネルや屋内といった閉鎖空間で雨を降らせるなんて事は朝飯前であり、局所的に池ほどもあろうかという深さの水たまりを作り出して丸目豪作を溺れさせようとしただけでなく、五郎がライジンゴーで追跡してきた際には大雨の水圧で鉄橋を叩き割って見せている。しかも、この能力で発生させた水たまりは形跡が全く残らず、豪作も不思議がっていた。
体についた水草を伸ばして相手を縛る水縛りや高水圧の水を発射する水ジェット、奥の手として水の大竜巻を発生させる水竜巻を武器に持つ。
悪の超能力者らしく、トンネルを抜け出したはずの路線バスを海底に移動させる能力も披露している。
これほど強力な超能力者なのだが、得意の水流攻撃は劇中で全て「逆転チェスト」であっさり対応されており、水たまりで溺れさせた豪作はライジンゴーで救出されるなどイナズマン相手にはかなり苦戦していた。
ちなみに、水系の怪人だが、実の所作中では電撃系の技を食らって倒されていなかったりする。
活躍
全国の少年同盟の個人情報を記憶している超能力者・江川ミドリを攫うべく、彼女の乗る路線バスを水攻めに遭わせた。テレポートでミドリだけは助かった為、彼女が搬送された病院の蛇口から出現して誘拐を目論むが、イナズマンや豪作にミドリ誘拐を邪魔される。
その後もミドリの両親を前もって誘拐した上で執拗にミドリを狙い続けて誘拐に成功。両親を人質に少年同盟の情報を引き出させようとするも鉄橋ごと倒したはずの渡五郎=イナズマンに奪回されてしまう。
念力でダムを倒壊させようとするが、これも超能力合戦を制したイナズマンの「復元イナズマ返し」(復元チェスト)で元に戻され、奥の手・水竜巻で応戦したが、イナズマンの「イナズマ拳法車返し」(背後から両足で挟んで回転して投げ飛ばす技)の前に散った。