概要
Minecraftに登場する敵mob。魔女と呼ばれることもある。ポーションを投げて攻撃してきたり、溶岩に入ると耐火ポーションを飲んできたりと臨機応変な動き方をするモンスター。
見た目は村人に似ているが声は魔女らしく女性的になっており、村人と同じような「ふぅぅん」は高めのピッチで「ふっふっふっふ」など不敵で怪しげな笑い声が聞こえることもある。
村人と違って鼻は大きく1つイボがあり、口は大きな鼻で隠れている(見えないだけで口は普通にある)。模様のある黒い帽子と聖職者とは異なる紫の服を身に付けており、伝統的な魔女に似せた感じになっている。特に効果はないが時々周囲に紫のパーティクルを出すこともある。
攻撃の際にはダメージのスプラッシュポーションと毒のスプラッシュポーションでダメージを与えるか、弱体化のポーションや鈍化のポーションを投げてデバフを付与する。
耐火のポーションの他にも水中にいると水中呼吸のポーションを飲んで溺没を防ぎ、ダメージを受けると体力を回復する治癒のポーションや自身の足が早くなる俊敏のポーションも飲む。これらのポーションを飲んでいる最中に倒すと、その飲んでいたポーションをドロップすることがある。
体力は邪悪な村人よりもわずかに多く、ポーションを飲んで回復することもあるため、敵Mobの中ではかなりタフな方である。しかし、ポーションを投げて攻撃するのはプレイヤーとの距離がある程度近くないと行わないので、弓矢で遠くから攻撃すればほぼ一方的に倒せる。
また、ウィッチはクリーパーと同じく直線的な攻撃手段を持たないので、ダッシュで一気に近づいて剣で大ダメージを与えると治癒のポーションを飲んで体力の回復を優先するため、その隙を活かして速攻で倒すことも出来る。
一方でウィッチ自身は攻撃にも使うダメージポーションと毒のポーションの効果を大きく減らすという強い耐性があるため、こちらがこれらのポーションをウィッチに投げてもウィッチ自身にこれらのポーションを巻き込ませてもほとんど効果がないので注意(全く効かないワケではないが)。なお、毒のポーションでウィッチを毒状態にすると、【実績】『やられたらやり返せ』を達成出来る。
通常のドロップ品はガラス瓶、砂糖、棒、蜘蛛の目、火薬、グロウストーンダスト、レッドストーンダストのいずれかを最大3種類、1種類につき最大2個までドロップし、このドロップ抽選は重複することがあり、いずれもドロップボーナスのエンチャント効果を受ける(火薬、レッドストーンダスト、棒を1つずつドロップすることもあれば、砂糖を4つドロップするなんてこともある)。棒を除けば全てがポーションの作成に関係し、ドロップアイテムの種類はプレイヤー以外の全Mobの中で最も多い。
村人に雷が落ちることでもウィッチになる。このウィッチはデスポーンしないので、複数人ウィッチ化した場合は要注意。
設定中の難易度がノーマル以上だと村の襲撃イベントで邪悪な村人と共に出現することもある(イージーでは出現せず、ピースフルでは襲撃イベント自体が発生しない)。JAVA版では他の邪悪な村人に治癒のポーションや再生のポーションを投げてサポートする厄介な存在だが、統合版ではこの行動パターンがなくなっている。
また、襲撃イベントでは唯一友好な村人を攻撃しようとせず、投げたポーションが邪悪な村人を巻き込むと、巻き込まれた邪悪な村人はウィッチに敵対するため、ウィッチは純粋な邪悪な村人ではないことがわかる。
スポーンブロックは生成されないが、湿原に生成される魔女の小屋にはウィッチしか現れないため、これを利用したトラップを作ることは可能。グロウストーンダストとレッドストーンダストは比較的珍しいアイテムなので、トラップを作る価値はある。
なお、魔女の小屋はバーバ・ヤーガがモデルになっており、高床式の構造になっている。周辺にウィッチが1人必ずいるほか、相棒(？)として黒猫も1匹いる。
この黒猫とウィッチは共にデスポーンしない(洞窟内や夜間など、暗い場所でスポーンするウィッチはプレイヤーから離れると普通にデスポーンし、難易度がピースフルだと固定でスポーンしているウィッチも敵Mobなので出現しなくなる)が、黒猫は村にいる猫と同じ振る舞いでウィッチと共に敵対するワケでもなく、プレイヤーが手なずけることも普通に出来る。
小屋にお宝のチェストはないが大釜はあり、統合版では大釜の中にポーションが入っていることもある。しかし、プレイヤーがポーションを作る醸造台はないので小屋でプレイヤーがポーションを作ることは出来ない。トラップを利用してすぐそこでポーションを作りたい場合はあらかじめ必要なものを最低限用意しておく必要があるので注意しよう。
