ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

シルエットシステム

しるえっとしすてむ

シルエットシステムは、TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する架空の武装換装システム。

概要

ストライクガンダムストライカーパックシステムを参考に開発したザクウォーリアウィザードシステム、そのシステムをさらに発展させたインパルスガンダム専用の換装システム。これはストライクと同様にバックパックを換装する事で様々な戦況に対応する機構であるが、インパルスは条約によって生まれた制約から単機で補完しきれない機能を分割した意味合いもある。

アニメ本編では高機動型の「フォース」、火力重視の「ブラスト」、近接戦闘用の「ソード」の三種類が登場しており、それぞれの特化形態ではザフト・ファーストステージの核機動ガンダムに匹敵または凌駕する。地球連合軍が開発したPS(フェイズシフト)装甲を発展させたVPS(ヴァリアブルフェイズシフト)装甲の「装甲に流す電流の量を調整・最適化する」という性質により、装着したシルエットによって機体の色が変化する。

各シルエット

フォースシルエット

中近距離戦闘を想定した機動力強化用のシルエット。このシルエットに換装した形態がフォースインパルスである。

フォースシルエットは大推力のスラスターと複数のバーニアスラスターを持ち、機動戦闘能力ではフリーダムと同等である。放熱板を兼ねた6枚の翼を備え、宇宙空間や大気圏内を問わず高い飛行能力を発揮する。

ソードシルエット

対MS格闘戦を想定した格闘戦用シルエット。このシルエットに換装した形態がソードインパルスである。

ソードシルエットに搭載される追加装備は全て近接戦闘用のものだが、機体本体のビームライフルはそのまま使用でき中距離戦闘にも対応可能。

ブラストシルエット

対艦攻撃・火力支援を想定した火力強化用のシルエット。このシルエットに換装した形態がブラストインパルスである。

ブラストシルエットは多種多様の火器を搭載しており、単純な破壊力と射程距離は全シルエット中最強といえる。

また、中距離以下での戦闘を考慮した装備も備えられており、ある程度は格闘能力と機動性も保たれている。

統合兵装型シルエット

デスティニーインパルス

フォース、ソード、ブラストの全シルエットの特性を備えた万能型モジュール「デスティニーシルエット」に換装した形態であり、ストライクのI.W.S.P.またはマルチストライカーに相当する統合兵装システム試験運用型とされている。

詳細ははデスティニーインパルスを参照。

デスティニーインパルスR

デスティニーインパルスの計画を引き継いだ民間企業が独自のコンセプトを加えて完成させた機体。

詳細はデスティニーインパルスRを参照。

局地戦対応のシルエット

カオスインパルス

カオスと同様の機動兵装ポッドを背負う形のシルエットを装備。腰部サイドアーマーと両碗のシールドがクローに変形する。MA形態への変形も可能だが、脚部を切り離す必要がある。

なお、カオス・アビス・ガイアのシルエットについては構想のみで終わっており、実機は存在しない。

アビスインパルス

アビスの特徴である両肩部シールドを装備したシルエットと、専用のレッグフライヤーを装備。アビス同様に水中用MAへの変形も可能。全身が青基調のVPS装甲となっている。

ガイアインパルス

フレーム強度に問題が生じるため、ガイアとは異なり、MS形態時の腕部をMA形態の前脚部とする可変機構は除外されている代わりに、バックパックを前脚部とする可変機構を搭載しているため、下半身のみで四足の形態に変形させることが可能となっている。その為かシルエットとレッグフライヤーが一体化している。