GBA版スーパーロボット大戦OGは便宜上として『OG1』と称す。
公式ではシリーズ全体を紹介する場合に『OGシリーズ』と呼称する事もある。
概要
「OG」とは「ORIGINAL GENERATION」の略称であり、過去のスーパーロボット大戦作品群に登場したオリジナルキャラクター・メカのみが登場するシリーズである(一部、コンパチヒーローシリーズ等も含まれる)。よってマジンガーZやガンダムといった他社の版権作品のキャラクターやメカは一切登場しない。
実は初めて携帯ゲーム機(GBA)のスパロボでスーパーロボット大戦α同様に戦闘中にロボットがアニメーションするようになった。
また、デフォルトでHPが10万以上の敵が現れた作品である。(それまではHPが65535が上限だった。)
2007年にGBA版『OG1』、『OG2』を一作にまとめ、一部設定・シナリオを修正したリメイク版『スーパーロボット大戦OGs』がPS2で発売された。
軸となっているストーリー(OG1)
- スーパーロボット大戦COMPACT2
- 第2次スーパーロボット大戦
- 第4次スーパーロボット大戦(機体イベント及び南極事件のみ)
- スーパーロボット大戦α
- 超機大戦SRX(新スーパーロボット大戦?)
今作は「超機大戦SRX」のゼ・バルマリィ帝国と「第2次」のDC戦争を軸にして物語が進む。その為、第2次のシナリオマップ再現が見受けられる。
主人公が二人に設定されており、ゲーム開始時に「超機大戦SRX」のリュウセイ・ダテ、「COMPACT2」のキョウスケ・ナンブ のどちらかを選択する。選択した主人公によって物語の展開・結末が変化する。
主人公選択の仕様は現在のところOG1のみ。
アニメ版
『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION』
2005年にリリースされたOVA。
『スーパーロボット大戦OGs』リメイクに際し、追加シナリオ「OG2.5」として収録された。
『スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ』
2006年に放映されたTVアニメ第一シリーズ。
内容はスーパーロボット大戦OG1を準拠としている。
『スーパーロボット大戦OGs』リメイクに際し、この第一シリーズと上記OVAの設定を織り込まれた。
『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』
2010年に放映されたTVアニメ第二シリーズ。
内容はスーパーロボット大戦OG2を準拠としている。
2021年10月には『スーパーロボット大戦30』のリリースを記念してなのかは不明だが、JCOMの「アニおび」枠にて放送されることになった。ディバイン・ウォーズを飛ばしてのジ・インスペクターからなのは大人の事情が絡んでいるのかは明らかになっていない。