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魔王(仮面ライダーBlack)の編集履歴

2021-09-28 18:44:54 バージョン

魔王(仮面ライダーBlack)

まおう

石ノ森章太郎の漫画『仮面ライダーBlack』に登場する悪役

概要

南光太郎が30年後の未来である2018年の世界で出会った壊滅した未来世界の支配者。

マントを身に着けた仮面ライダーBLACKに酷似した姿をしており、オーストラリアの魔城「デビルズ・ロック」に潜伏している。一人称は「ワシ」

部下たちからは「猊下」と呼ばれている。


光太郎と対面したときには秋月信彦ではないかと問われたが、本人は「そんな奴は知らんな」と語っており、信彦だとしても殺さなければならないという光太郎に


「それは不可能だぞ。理由はいくつかあるが第一に……ワシはお前だからだ!」


と語り自身の力を見せつけ、既に変化している世界を共に統治しようと呼びかけるが、光太郎には拒否される。その後「賢者の石」の力のぶつけ合いになるが、30年という時間の重みで圧倒し1995年の日本に吹き飛ばしてしまった。


上述した発言や、光太郎に敗れた信彦が死の間際に「俺が死ねばお前が新世界の王となる」という言葉を語るなど、30年後の未来の光太郎であることをにおわせているが、一方で光太郎が魔王の声を信彦に似ていると語ったり、魔王の部下の手下の魔獣がBLACKを魔王と認識できずに吼えたりと謎が多い。

魔王本人は自身が光太郎であると語る一方で、「お前が死んでもワシは死なんぞ」「何故ならワシは世界の隅々まで力を及ぼした魔王だからだ」とも語っており、結局未来の光太郎なのか信彦なのかは最後まで解らなかった。


魔王になる条件とは賢者の石を掛けて殺し合い、勝った方が負けた方の石を体内に取り込む事であり、これを終盤で信彦は「オマエと一体になる」と表現していた。この言葉を信じるならば、光太郎が魔王に信彦の面影を感じたのも、光太郎が信彦を殺して(あるいは逆)石を取り込んだからだと考えれば矛盾はない。



関連タグ

仮面ライダーBlack(漫画)

アバドン:バッタを引き連れる堕天使ないしは魔王。太陽の神アポロンが零落した姿とも。のちに「アバドン」を冠した仮面ライダーが登場する事となった。

創世王:テレビ版での彼に当たるキャラ。

オーマジオウ:主人公と同一人物疑惑のある魔王。こちらは世界を滅ぼした原因などではないが、滅びた世界を統治する王という共通点がある。

仮面ライダーBLACKRX:魔王化とは別の進化・存在となったBLACKのパワーアップ形態。

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