説明
中田敦彦(あっちゃん)と藤森慎吾(しんご、チャラシンゴ)のコンビ。
「武勇伝♪武勇伝♪武勇デンデンデデンデン♪」というヒップホップ風の小ネタを繰り出していくというもの。
2004年にはNSC在学中でありながら、M-1グランプリ準決勝進出。
テレビ上では2005年頃から、芸歴1年目にして吉本興業の(怪しいまでの)猛プッシュもあり、一気に人気者にのし上がり、複数の冠番組を持つほどだった。
・・・しかし、現実はそう甘くはなく、いつの間にか地上波の冠番組が全て終了してしまった(一応、CS「MUSIC ON! TV」の「オリエンタルラジオのツギクルッ!」など冠番組が皆無と言うわけではないが)。それぞれ慶應義塾大学と明治大学出身であり、いわゆる「高学歴芸人」であることから、様々なクイズ番組に出演することも。
漫才では中田がボケ、藤森がツッコミを担当しているが、普段のトークでは、藤森のトークに中田がツッコむという構図もよく見られ、最近では立場が逆転したのかと思えるほど。
また、中田はカチッとした黒系の服装が多い中、藤森は動物柄で派手めの服装をし、とあるアンケートにて『チャラい芸能人第2位』と言われる程のチャラ男へ変貌した(ちなみに1位はロンドンブーツ1号2号の田村淳だった)。
中田曰く「相方が段々品川庄司の庄司さん化してる」との事である。
フジテレビ系『オールスター芸能人歌がうまい王座決定戦スペシャル』で、歌のみならず持ち前のリズム感とコンビ愛あふれる(情熱的ともお笑いともとれる)パフォーマンスが反響を呼び、まさかの優勝を果たした。視聴者からは、「対戦者の方が歌唱力あったのに」との意見も出る一方、「もっと見たい聞きたい」「歌を愉しんでいるのが伝わってくる」「魂みたいなものを感じた」との評も。
また、『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦』でもこのノリを披露することが多く、藤森はモノマネをするが中田は悪ふざけに近い盛大なパフォーマンスで魅せるのがパターン化されている。しかし、2011年1月7日放送の分では中田がモノマネ、藤森が悪ふざけをするというパターンを披露した。
出世があまりにも早かったために「実力が伴わないアイドル芸人」と言われることが多いが、本人たちはそのイメージからの脱却をはかっている。そのため最近では「武勇伝」を封印する傾向が強く、ヨシモト∞の舞台後に漫才を披露したり無期限ツアーを回るなどして漫才に力を入れているが、「リンカーン」などで「パフォーマンスをしてください」と言われたらすぐさま「武勇伝」を披露することがある。本人たち曰く「年々、キレが増している」とのことで、未だ「武勇伝」は健在なネタであることを再認識させると同時に彼らの実力を見せつけた。
新潟での活動が多かったこともあり、新潟県民には馴染みの深い芸人でもある(新潟ローカルCMと番組を持っている)。
2015年3月14日公開の『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』ではゲスト悪役のウタエン&オドレンを演じることになり、合わせて応援隊長も務めることになった。
2014年から中田の実弟であるFISHBOY(ストリートダンサー)らとダンス&ボーカルユニット『RADIOFISH』を結成。2016年に「PERFECT HUMAN」がヒット、3月にiTunesチャートでは1位を獲得した。
しかし2017年2月の「ワイドナショー」での松本人志とのトラブルを境に中田はテレビ出演を控えるようになり、YouTuberやオンラインサロンなどネット上での活動に転身。藤森も単独での仕事が多くなり二人揃ってテレビで見る機会は激減した。
そして2020年12月31日付で吉本興業とのマネジメント契約を終了することを発表。
当初は中田のみだったが、発表数日前に告知された藤森も一緒に事務所を抜けることを決意。
退社後もコンビや「RADIO FISH」の活動は続ける。
余談
中田の弟と藤森の兄が明石家さんまの娘・IMALUと仲が良い為、さんまから(殆ど冗談だろうが)「IMALUに何かあったら、お前ら二人揃って潰すぞ」と常々脅されている。
動画
関連タグ
中京テレビ…2013年から高田純次と番組MCを務める番組を持つ。
新潟総合テレビ…上記の新潟ローカル番組製作局。