概要
原作設定
ステイン・インターナショナルの社長。
作中ではライバル企業であるスターク・エンタープライズ(後述の実写映画ではスターク・インダストリーズ)を追い詰め、パワードスーツ・アイアンモンガーを身に纏ってアイアンマンことトニー・スタークと対決していた。
MCU版
演:ジェフ・ブリッジス / 日本語吹替:土師孝也(劇場版・ソフト版)、壤晴彦(日曜洋画劇場)
実写映画『アイアンマン』の1作目で登場。
こちらはスターク・インダストリーズの副社長であり、社長のハワード・スタークの友人という設定になっている。
ハワード亡き後はCEOを務めていたが、ハワードの息子トニーが2代目社長になった後は副社長に戻っている。
実はスターク親子に対しては長年嫉妬心を抱いており、劇中では社長の座を奪うためにテロ組織テン・リングスと結託してトニーの暗殺を目論んだり、社内の兵器を密かにテロ組織に横流ししたりする等、メインヴィランとして暗躍していた。
トニーの暗殺は失敗に終わったものの、その過程で誕生したアイアンマンや小型アーク・リアクターの技術の奪取を画策、中盤では用済みとなったテン・リングスを皆殺しにしていた。
終盤では原作と同様にアイアンマンをコピーして作ったアイアンモンガーに搭乗。
自身の野望を知ったペッパー・ポッツを口封じで始末しようとしたが、駆けつけたトニーの活躍でアイアンモンガーが不調を起こしてしまい、最期は試作型アーク・リアクターのオーバーロードに巻き込まれて死亡。
その後、飛行機事故による事故死として処理された。
ちなみに未公開シーンでは死に際に「我々は世界にとてつもない贈り物をした」と口にしていたが、その不吉な言葉がステインの死後に最も最悪な形で現実のものとなってしまう…。
ホワット・イフ...?
MCUのIFの世界を描いたアニメシリーズでは、第6話に登場。
なお、原語版ではキッフ・バンデンホイベルが演じている(日本語吹替は土師のまま)。
『アイアンマン』同様、テン・リングスと結託してトニーをアフガニスタンで謀殺しようとするが、キルモンガーの活躍によって失敗。
しかも生還したトニーの記者会見の場で、キルモンガーにより企みをバラされてしまい、あえなく逮捕となった。
映画と違って死ななかったのは、せめてもの救いだろうか。
余談
MCU版で小型アーク・リアクターの複製に難儀するシーンではトニーと比較する形で部下を叱責していたが、その部下がのちにある人物と手を組んでいた。
関連タグ
ダークサイド:中の人(日本語吹替)&アメコミ映画のヴィラン繋がり。
福添准:MCU版ステインと同じく社長ヒーローを補佐する副社長。ただし、こちらは当初こそ社長の座を狙う野心家であったものの、根は良心的な人物で最終的に社長の味方となっていた。