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福添准

ふくぞえじゅん

福添准とは、特撮番組「仮面ライダーゼロワン」に登場するキャラクターである。
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「ド素人が……すぐに社長の座から引きずり下ろしてやるっ!」

演:児嶋一哉アンジャッシュ

概要

飛電インテリジェンス副社長。
秘書型ヒューマギアシェスタを秘書としており、彼女に対する信頼は厚い模様。因みに現在独身。年齢は未公開だが、仮に演者の年齢をそのまま当てはめた場合、40代の後半になる。

人物像

かなりの野心家で、社長の飛電是之助の存命時から「次期社長は自分」と確信しており、是之助が急逝するや既に用意してあった、是之助のものより一回り大きい肖像画を掲げさせる、厚かましい手回しの良さを見せた。
しかし、是之助の遺言状で彼の孫である飛電或人が新社長に指名され愕然となり、その直後に肖像画は撤去され赤っ恥をかいた(勿論、これには不満を抱いており、発表の場では「同族経営で会社を私物化する気か!?」と他の役員と共に非難した)。

或人がベローサマギアとの戦いを経て、社長に就任して以降は社長と副社長の関係として接するも、やはり何の知識も経験もなく社長の座に就いた彼を陰では「素人社長」呼ばわりしており、社長の座を諦めてはいない。露骨な妨害行為や嫌がらせこそしないものの、何かにつけて或人に社長の座を降りるよう企んでいるが、結局は或人の熱意と周囲の理解により、物事が上手く解決するので思い通りになっていない。
これには、自分の名誉欲が絡んでいるのは確かだが、その他にも一企業人としてヒューマギアの特性は勿論、それまでお笑い芸人だった為に、会社経営についての知識が皆無に等しい或人の社長就任と、あり得ない現状を憂いている可能性も考えられる為、好ましい態度ではないがある意味妥当でもある。

一方、「或人の活動が会社にとってプラスになるのであれば、それはそれで良し」との考えも持っており、或人がヒューマギアの営業を行う際は敢えてそれを泳がせる他、デイブレイクの真実を知る為に「社長命令」として真実を明かすように強制した或人に対して、あからさまに動揺したものの、「記憶にございません」を繰り返した後、「会社を守る為には隠さなければならない真実もある」と、最後まで口を割らずに反論する等、会社の損益を考慮する一面も見せている。また、この時にデイブレイクについて知っていたことから、恐らくは30代後半でデイブレイク発生前後の現場に居て、現在=40代で事件の詳細を知っているのであろうと推察される。

経営者としての評価

前述の自画像設置の際、誰もこの横暴染みた行為を咎めなかった経緯から、少なくとも周囲の役員達の間では、彼の社長就任が暗黙の共通認識となっていた模様。彼が現在の地位に就けたのは、只の幸運や紛れの類ではない事実を示している。
上述の通り或人を妬み毛嫌いしているが、日の浅い彼のヒューマギア営業も容認したり、面と面を向かって話す際は常に敬語を使う等、オンオフの切り替えもちゃんと出来ている。
又、出世主義者ではあるが「自分がトップに立てれば良い」に執着しているわけでもなく、上記の様に周囲から一目置かれたり、社長=上役から迫られても会社の為ならば口を割らない覚悟を見せる等、社員としての誇りを持っており、部下からは『次期社長候補単』と考えられていたのも序列だけではないのが察せられる。

第5話では、長年の顧客に関する或人の過失に対し、会社の信用が落ちる事を注意しており、第9話ではヒューマギアのハッキングによる暴走に対処する為に、病院で働いているヒューマギアを強制停止させる事を或人に進言した。
いずれの場合も、一時的ながらも或人はそれに従わらざるを得なかった事から、その経営手腕には一目置かれている事が分かる(但し後者の場合ましろの豹変・暴走による放心状態でもあるのを忘れていけない)。反対に或人が彼を嫌っているような描写が、現状で見受けられないのも尊敬故と思われる。
後に飛電インテリジェンスの信頼回復の一手として、大物俳優と最新鋭の俳優ヒューマギアのW主演のドラマ』を企画・立案する等、プロデューサーの腕も相応にある。

そもそも、或人が「コネ入社の素人」であるのは事実であり、イズからの引き継ぎとアシストがあった中、実質的な社長業の何割かは現在、彼が担っていると考えられるのが妥当と思われる。事実、滅亡迅雷.netの詳細を知らない為、それ絡みでは後手に回るものの、世間一般の根回しやメディア工作等にも通じており、或人が仮面ライダーとして活動出来るのも、少なからず彼の存在が欠かせない。

しかし、同時に第1話では是之助の死を望んでいたかのような(その一方で劇場版では是之助を慕っていたような言動も見られる)節や、初対面の或人に冷たく接し、見下しているような描写があった事、第9話では最終的に或人が病院のヒューマギアの復旧を決断したのに対して、怒りや被害への懸念より先に「責任問題で辞めさせられるチャンス」として喜ぶ等、功名欲・自己顕示の強さから、幾らか良識に欠けている部分も散見されるのも事実である(前述のドラマの記者発表においても、「私、エグゼクティブプロデューサーの(中略)」と、演者よりも先に自己紹介する、エキストラの死体役を演じただけで「役者になろうかな」と自画自賛する、ドラマがご破算になり掛けた時、或人に責任転嫁しようとする等、幾つも例が挙げられる)。
またハイパーバトルDVDでは「営業」と称して、時折サウナ巡りしている事実が発覚している。

お仕事5番勝負中に起きたアクシデントによって、消火訓練の場が本当の火災現場になってしまい、危機的状況で諦めそうになる山下「逝くな! まだ勤務時間内だろ!」と鼓舞しており、彼もまた或人同様に部下を気遣う飛電の一員である事が分かる。また、同時に「ヒューマギアと人間が手を取り合う未来はきっと来る(要約)」と会社とヒューマギアの未来も案じており、野心一辺倒の人間ではないのも分かる。本人が社長の座を諦めない野心家である事も手伝って、中々に説得力のあるセリフであり、該当回で部下にぞんざいな扱いをしていた天津垓とは、正に対照的である。

第29話にて、遂に飛電インテリジェンスがZAIAによって買収・子会社化してしまった際、旧・飛電社員に自主退職が薦められる中で、或人は責任を取って辞職してビルから去ろうとする折に、「惨めにしがみついてでも、自分が尽くしていた会社の最後を見届けるぞ」と、見事な啖呵を切った。
また、その際に「辞める必要までは無い」と言う旨を或人に訴えており、そこから察するに「ド素人社長」に対する不満、敵意はあっても「飛電或人」個人に対しては『先代社長の孫』としてそれなりに気に掛けると、良く言えば割り切った本心を覗かせた。

天津が社長の現状は本心では面白くないようで、ゴマをすりつつ不快感を見せる一面もあり、プライドは捨てても心から従っている訳ではないようだ。天津が唯阿から顔面に鉄拳制裁を喰らい、傷を負って戻ってきた際には、山下と共に影ながら笑っていた。
その後、天津に典型的なブラック企業の上司の振る舞いをされた際には、不満をぶちまけ掛けている。

メタ的な見方では、本作の舞台が『会社(大手企業)』であり、その中で社会人の視点を描いているのが彼である。AIの対比となる「人間臭さ」を或人とは別の方向で象徴しているキャラクターと表せる。

最終章以降の動向(第36話〜)

36話の福添さん


第36話にて、『一般人の護身用』の名目で兵器のレイドライザーを一般販売する事態に対しては、納得してはいないものの従っていたようだった(或人にその事を指摘された際にも「私だって色々あるんだ」と反論していた)が……。


山下「天津社長、あなたの汚職や悪事を集めた全データです」
「これを証拠に取締役会で解任動議を起こします」

第37話にて天津がレイドライザーの販売の為に、ザイアスペックをわざと暴走させる凶行に出るように命令され、大量の死傷者が出る可能性のある、非人道的なデモンストレーションに明確に反対するも受け入れられず、天津に反旗を決意する。

まず自ら飛電製作所を訪れ、天津を飛電インテリジェンスの社長から引きずり下ろす為に或人に協力を依頼。山下が調達してきた(恐らく新品の)ヒューマギア素体を元に副社長秘書のシェスタを復活させると、山下と共に飛電インテリジェンスに送り込み、天津が滅亡迅雷との対決に赴く為に社長室を留守にした隙を突き、彼のパソコンにアクセスし悪事の証拠を集めさせる。
その間、アークゼロ戦の敗北でAIの力に恐怖し、ヒューマギアを半ば信じられなくなり掛けている或人の様子を見て、

「……或人くん、君がヒューマギアを信じないでどうするんだ?」

自分が飛電是之助、そして飛電其雄ら飛電家の人々からヒューマギアの可能性と未来を教わった自分もそれを信じており、或人が誰よりもヒューマギアを好きであるのを話して彼を励ますと飛電インテリジェンス社長室に戻り、滅亡迅雷.netに完敗して大怪我を負って帰ってきた天津を上記の台詞で出迎えた。
その際「私以外にこの会社を経営出来る人間が居るわけ無いだろう」と反論されるが、「心当たりがあります」と応じた。

天津垓の不正を集めた証拠データを突き付けたところ、逆上した天津によって社長室に閉じ込められた末に、隠蔽工作によって証拠データを消されるものの、レイドライザーの販売予約を全てキャンセルし対抗する。
それによって逆上した天津が仮面ライダーサウザーへと変身、山下と共に襲撃されるが、飛電インテリジェンスの社長室に作られた抜け道を使ってやってきた飛電或人に救出される。
これによって、明確な暴行の犯罪映像を抑えるのに成功し、天津の横暴の制止に成功する。
それでも尚、飛電インテリジェンスの社長の椅子に見苦しく縋りつく天津に呆れた末に、或人の「本当は飛電インテリジェンスが大好きなんじゃないの?」の冗談に笑ってしまい、天津がそれを怒鳴った事態に困惑する。
その後、飛電製作所の方を優先する或人に「我が社を見捨てるのか」と驚くものの、アークゼロが行動を再開、それに合わせて或人がその場を立ち去った為、その話は宙に浮いた状態になる。

その後の役員会議によって、天津は正式に飛電インテリジェンスの社長を辞任。
天津の「新たな社長を選んでいる」発言に、福添は「自分が選ばれる」と思い舞い上がっていたが、結局は再び飛電或人が社長に就任するが、対して反対もせずに彼の社長就任を認める。
その後或人の下で、破壊活動を行うアークに対して、ヒューマギアを総動員して人命救助や防衛に力を尽くす。
そして、滅亡迅雷.netの幹部達からの協力もあり、遂にアークゼロを打倒する。

しかし、アークとの戦いを経ては完全に『人類をヒューマギアの敵』と認識してしまい、反旗を翻す。
その末にイズを破壊してしまい、そのショックが原因で或人は仮面ライダーアークワンへと変身してしまう

それらの事実を破壊されたイズの復元にやってきた不破から聞かされ、余りにも唐突すぎる事態に「冗談だろう」と笑って流そうとするも、副社長秘書であるシェスタが「イズは元々はゼロワン計画に関わったヒューマギアである為、復元は不可能である」事実を突き付けられる。

その後、ヒューマギアを率いて人類滅亡の為の戦争を訴えかける滅に対して、ヒューマギアの破壊で応えた或人によって、人類を信じられなくなった一部ヒューマギアによる暴動が各地で勃発する。
そんな中、飛電インテリジェンスの許にも、大量のヒューマギアが抗議に訪れていた。

「世界一のナンバー2」へ


社長である飛電或人が緊急事態により、飛電インテリジェンスの代表権は福添に移り、飛電インテリジェンス、ひいてはヒューマギア全体の手綱を握らねばならない状況に置かれてしまい、突如として飛電インテリジェンスのトップしての重責がのしかかる事になる。
そんな中、飛電製作所の製品であるAI・アイちゃんからの応援もあり、福添は遂に自分が日ごろから抱えている夢を叶える為に立ち上がる。

「世界一のナンバー2は、私だ」

その頃、滅のアジテーションにより、半ば暴徒化したヒューマギアの大群が、飛電本社前に大挙したのを知った福添は、逃げる事なく尚も夢を語り落ち着かせようとするが、話を聞く耳を持たないヒューマギアを相手にそれでも説得を続ける。
そして、

「社長を……飛電或人を信じてくれ! この通りだ!」

その言葉と共に土下座した福添の姿を見て、ヒューマギア達は抗議の声を止めて静まり返る。
そして、福添に続きシェスタまでがヒューマギアのデモ隊に向かって土下座し、山下もそれに続く。
こうして、飛電インテリジェンスにおけるヒューマギアの暴動は沈静するものの、社長である飛電或人は滅との最終決戦へと向かっていた。

是之助を慕う者

冬の劇場版では、改変された歴史の影響によって、本編とは真逆に綺麗な福添となった。
先代社長が自分達を守ろうと、アナザーゼロワンの前に立った為に殺害された光景を目の当たりにし、腹心の山下と共に地下シェルターへ逃げ延び、先代の悲願である通信衛星ゼアの打ち上げに腐心・注力していた。
又、状況のおかげか野心家の面が全くなく、地下シェルターに現れた或人を「或人君」と敬称付けで呼び、彼の生存を大変喜んでいた。
これは本編で或人を邪険にする理由が「ド素人社長」の一点である為で、歴史改変でその要素が消えてしまえば、彼と或人に残った関係は敬愛する社長の孫のみとなり、当然の変化であろう。

また、第37話では、この世界の時間軸でも飛電是之助社長を今でも慕っており、今までの彼の行動理念が、彼の遺した会社を守らねばならない思いから来ているのを語り、人間を超えた人工知能が暴走した事実に、自信を喪失していた或人を励まし、彼を新社長に推す様子を見せる等、今までの行動は単に或人を蔑ろにしていたのではなく、飛電一家の遺したものを守り通す為の行動であった真実が描写された
また、基本的には人命を尊重し、テクノロジーを人間の為に使う事を第一に考えている、至極真っ当な人間性も明らかになった

余談

或人側の立ち位置ではあるが、彼を社長の座から引きずり降ろすのが目的の為、視聴者の間ではビルドの時のように悪側に就くのか、またはフォーゼの時のように最終的には味方になるのか予想が分かれていたが、劇場版では徹頭徹尾、或人を助ける人の好さを見せ、テレビ本編でも自信を喪失した或人を助けるおやっさん的な活躍を見せた。

第4話で或人からデイブレイクの真相について尋ねられた際に、3度も繰り返した「記憶にございません」だが、ちょうど公開中の映画と重なった為に話題を呼び、一部は映画そのものに関するツイートも含めてだが、当日にはトレンド入りしている。

  • 万年二位のキャラクター性
公式サイトでは「万年2位の人生を歩む男」と紹介されており、名前は「副」と同じ読みの「福」に「添」(そ)える「准」(なぞら)えると、ナンバー2である事がとことん強調されたネーミングとなっている。社長の座を諦め切れてはいないものの、それ自体は二の次であり、上記の様に自分の地位よりも「会社の経営を維持する」事を優先している節がある。本作の舞台である「会社」を支えている役割の為、二番手に甘んじても決して欠かしてはならない存在でもある。

  • 演者について
演者の児嶋氏は言わずもがなベテランのお笑い芸人であり、個別項目を見れば判るのだがスベりに定評のある芸人として知られている。お笑い芸人の視点で言うと或人から見て児嶋は「大先輩」であり、児嶋から見て或人は「ド素人」と言う事になり、正しくピッタリな配役であると言える。特にその点は記者会見の時、司会者が「それでは最後はオジマさんです。」と言って『児嶋だよ!!』と切り返している点も見せ(尚、司会と児嶋は「オオシマ」か「オジマ」と打ち合わせをしていた)
そして第12話では刑事に「マキゾエさん」と名前を間違えられ「いや、福添だよ!」と返す、演者の十八番のネタを披露する事実上公式ネタと化した。

劇場版EDのスタッフロールでは、「自分のドライバーを作ろうかな?(要約)」と言って、昭和の3号ライダーを思わせるポーズを取っていた。
※下の画像は飽くまでも、製作したユーザーの妄想で事実ではありません。

飛電インテリジェンス副社長 仮面ライダーゼロワン



これだけ見ると微笑ましい光景だが、福添が変身する可能性は0ではなく、今後のストーリー次第では有り得ると、同劇場版パンフレットの児嶋氏のインタビューに記載されていた(しかし、現状では「変身よりも実装しそうで怖い」と、一部視聴者から心配されていた……が、TV本編が無事に終了した為、杞憂で済んだ)。
※下の作品の展開はあくまでも、製作したユーザーの妄想で事実ではありません。

※捏造と妄想の産物です



とは言え、諸事情で2020年夏から同年冬に延期した劇場版が、TV最終回から続く内容と思われる事から、福添が変身or実装する可能性はまだ充分にあると……思っていた時期がありましたw

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仮面ライダーゼロワン 飛電インテリジェンス 飛電是之助 飛電或人 シェスタ(仮面ライダーゼロワン)

鏡灰馬:メインライターが同じ作品の同ポジションの人物。主人公を認めておらず、邪魔者扱いして半ば煙たがる点、そんな態度の割に社会的地位は高い(こちらは院長)点、お笑い芸人が演じている点が共通する。ちなみにこちらは(ライダーと言えるかは微妙ではあるが)変身経験がある。
大杉忠太:同じく主人公に対し、一方的な敵愾心を向けて邪険に扱う人物で、演者がお笑い芸人。こちらも福添同様に後に主人公を認め、事実上のおやっさん的立ち位置として信頼関係を築く。
ルイージジロウ(カスタムロボ):永遠の二番手たち。
オバディア・ステイン:同じく社長ヒーローを補佐する副社長であるが、こちらは目的の為なら手段を選ばない人物である等、悪の心を肥大化させた福添の「あり得たかもしれない可能性」とも言える。

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