演:佐伯新
概要
飛電インテリジェンス専務取締役。副社長・福添准の腰巾着的存在。
福添と同じく、新たに社長に就任した飛電或人の事を快く思っていない。因みに現在バツイチ。
性格
基本的に長いものに巻かれる主義。福添の意見に同調したり、彼に便乗して或人に文句を言う場面も多い。漫画家の石墨超一郎からクレームが入った時は、菓子折りを持って平身低頭の謝罪をしていた。
一連のヒューマギア暴走の件で福添が或人の解任動議を諮った際も、滅亡迅雷.netの討伐成功によって、福添以外の役員は誰も同意しないと見るや、普段の副社長の腰巾着ぶりと打って変わって、「社長は我が社のヒーローです!」とその功績を称賛し持ち上げて、社長続投の空気を醸成させるなど、変わり身も早い。
但し、福添と同じ言動が少々小物臭いだけで、決して悪人ではない。
「お仕事五番勝負」の救助対決中、本当の火災になって死に掛けた際は、「副社長、お先に失礼します…」と言い残して気を失うあたり、福添に対する忠義心は本物。
また、或人に対する姿勢も当初に比べるとかなり軟化しており、飛電インテリジェンスがZAIAに買収されてしまい、或人が会社を去る事になった際には、「我々取締役員は、自主退職を推奨されていますが、強制ではないんですよ」と説得する等、福添以上に彼の今後を心配していた。
新しく代表取締役と社長を兼任する天津に対し、表向きはゴマを擦っているものの、辞表パンチを喰らい傷を負って戻ってきた際には陰ながら笑い、紅茶を熱くする等、本心では良く思っていないようであり、第37話では飛電インテリジェンスを好き勝手利用する事に耐え兼ね、解任動議を起こすためにシェスタの力を借りて垓の悪事に関する資料を集める為の行動に出た際、周囲が引くほどのしめしめ顔をしていた。
余談
「山」は「さん」と読み、「下」は三画、「造」も「三」と同じく「ぞう」と読むので、万年ナンバー2の福添の配下に相応しく、「三」を強調したネーミングになっている(山下→さんした→三下の意味合いもあるかもしれない)。