「ビンゴ! 私は、被告人の無実を主張します!」
演:南圭介
概要
飛電インテリジェンスが開発した弁護士型ヒューマギア。小さな弁護士事務所「アシタ弁護士事務所」に勤務している。
あらゆる法律を瞬時に検索出来る他、相手の表情等を分析して嘘を見抜く嘘発見器のような機能も併せ持っており、その事から被告人を無罪にできる絶対な自信を持ち、ラーニングだけでなくしっかりと司法試験に合格して弁護士の資格を取得している。ビンゴの視覚映像的には、相手が事実を言っている場合は青い文字で「truth」、嘘を言っている場合は赤い文字で「fallacious testimony」と表示される。
自分の意見や証拠が明確なものであると断定した際に「ビンゴ!」と言うのが口癖。
飛電インテリジェンスの買収を目論む天津垓が持ちかけたお仕事5番勝負の3回戦「裁判勝負」のチャレンジャーとして飛電或人がスカウトし、結婚詐欺罪の容疑がかけられた榊遊人の無罪を証明する為にZAIAエンタープライズジャパン側のチャレンジャーである検事・市森直人と対決する。
活躍
- 第21話「異議あり!ソノ裁判」
結婚詐欺の容疑を掛けられた榊遊人の担当弁護士として派遣され、上述の嘘を見抜く機能で彼の無実を確信する。
裁判では彼のアリバイを証明するために榊が犯行を行った時間帯に腹筋崩壊太郎のライブを見に行っていたこと、その証拠として彼の腹筋のパーツを提示するがZAIA側の代表である検事・市森直人は携帯の発信履歴を理由にそれを否定、しかし彼はそれを何者かが遠隔操作した可能性があると主張する。
裁判の後、ダイナマイティングライオンレイダーが或人たちを襲撃、それにより「なぜ法廷の外で争わなけれならないのですか!? 私の戦場は法廷です!」と暴走しそうになるがイズが彼を退避させたことで難を逃れた。
市森が紛失したと言うザイアスペックが現場に残されていたことから市森がレイダーの正体と考え、或人と共に直談判しに行くも、彼は本当に紛失しただけ、嘘はついていなかった。人にあらぬ疑いをかけてしまったミスを天津垓に糾弾され、存在意義まで否定されたためビンゴは暴走、更にゼツメライザーを装着されビカリアマギアへと変貌してしまい、仮面ライダーサウザーにより破壊されてしまう。
- 第22話「それでもカレはやってない」
その後バックアップをもとに修復されたものの次の日の裁判では決定的な証拠が得られず一気に不利になってしまう。そこで或人は不破にビンゴと協力して捜査して貰うように頼む。
そして迎えた最終弁論の日。それは不破がある有力な容疑者と面会する日でもあった。ビンゴは誘導尋問すれすれの危ない橋を渡りながらも時間を稼いでいく。
そして不破が容疑者に質問を投げかけた瞬間、不破が持つデバイスから送信された容疑者の映像データをビンゴは分析、その結果はクロ。その人物――刑事の鳴沢益治こそ、虚偽の罪状で榊を陥れた真犯人だったのだ。
その後、不破が鳴沢を法廷まで連れてきたこと、市森が検事としての正義感から裁判のやり直しを認めたことで榊の有罪は覆され、お仕事勝負も飛電の勝利で終わった。これは不破の行動力とビンゴの嘘を見抜く力の両方があったこその結果、人間とヒューマギアの共同作戦の勝利と言えるだろう。
- 第24話「ワタシたちの番です」
メタルクラスタホッパーの暴走に苦しむ或人を助けるために、イズの呼びかけに応え、自身のプログライズキーを製作し、プログライズホッパーブレードの製作に一役買う。
劇場版
「劇場版仮面ライダーゼロワン」にて、腹筋崩壊太郎と白衣の天使ましろちゃんと共に出演。不正を行って捕らえられた野立万亀男から情報を聞き出すために助っ人の一人として呼ばれた。他の2人がある意味パワープレーで尋問をしていたのに対し、罪状を説明すると言う一番マトモな方法で尋問をしていた。
余談
ストーリーの中で、不破が聞き込みで真犯人を探し、連れ出してきた為、「ビンゴより不破の方が優秀なのではないか」と視聴者から言われることがあるがよく考えていただきたい。
確かに不破の聞き込み調査が無ければ真犯人は見つけることが出来なかった。だが、「嘘をついてるかどうかを確実に見分けることが出来る」時点で機械としては優れており、「即座に検索して情報の改竄などを調べることが出来る」のもヒューマギアであるビンゴだからこそ出来たことであり、これらを考えると決して役立たずではないだろう。
演じる南氏は仮面ライダーシリーズ初出演となるが、ニチアサ枠としてはスーパー戦隊シリーズの『宇宙戦隊キュウレンジャー』の鳳ツルギ/ホウオウソルジャーなどに出演していた。
そして魔法×戦士マジマジョピュアーズ!の第19話ではゲスト出演となった。
関連タグ
赤き真実/青き真実…おそらくビンゴの嘘発見器はうみねこのなく頃にのこれがネタ元。ただし、ビンゴの場合、真実なら青、嘘なら赤で表示される。