概要
エヴォリュダー獅子王凱がガオーマシン『ファントムガオー』とフュージョンしたメカノイド。
ドリルガオーⅡ、ステルスガオーⅢ、ライナーガオーⅡとファイナル・フュージョンする事で、ファイティングメカノイド、ガオファイガーとなる。
天海護と共に宇宙へと旅立ったギャレオンに代わり、量産化前提の機体だがパイロットが限定されることもあり、最終的にはエヴォリュダー専用機に落ち着いている。それ以前にも『ガイガー量産計画』は挙がってはいたものの、オーバーテクノロジーの塊であるガイガーのコピーは容易ではなく、Gストーン非搭載の試作一機の製造にとどまっている。外伝(ゲームブック)ではその試作機がゾンダーに乗っ取られるという事態が起きたことでガイガー量産化が危惧され、見送られることとなる。しかしその後、中核のガイガー(ギャレオン)が抜け、それに変わる新たなメカノイドを開発する必然性が生まれたため、地球製メカノイド『ガオファー』が誕生したのである。
ガイガーの実践データや量産試作機のデータを基にして開発されたが、ガイガーそのままのコピーが不可能なため幾度の仕様変更がなされている。そのためロールアウトには半年以上の時間を費やしている。
固定武装は、防衛組織としての観点から腕部のファントムクローのみ。FF前でも腹部のリングジェネレーターからプログラムリングを産み出し合体を行う。ファントムリングの生成も可能だが、ブロウクンファントムとは異なりリングそのものを発射する形を取る。ファントムカモフラージュは、勇者としての矜持からファントムガオー状態でのみ使用している。
ガイガー同様に背部にステルスガオーⅢを、両腕部にドリルガオーⅡの装着が可能。合体システムは異なるものの互換性があるため旧ガオーマシンとの合体も出来るのだが、劇中でその行為は無い(後続機のガオガイゴーで実現)。
ガイガーと比べるとフュージョンの再現性やエネルギー効率の都合等から長期戦になるとガイガー相手には不利になる様子。
基本データ
形式番号:GBR-11
装備
ファントムクロー
ファントムガオー
GGGの次世代型勇者王量産計画『ガオファイガー・プロジェクト』によって開発されたガオーマシン。ファイティングメカノイド『ガオファイガー』の中核となる。正式名称は『F-111 ファントムガオー』。エヴォリュダー獅子王凱とフュージョンすることでメカノイド『ガオファー』に変形する。
ボルフォッグのホログラフィックカモフラージュの発展型である光学ステルス機能「ファントムカモフラージュ」を搭載している。