ラバーソール
らばーそーる
曖昧さ回避
概要
「てめーおれのサイフを盗めると思ったのかッ このビチグソがァ~~~~っ! ヘドぶち吐きなッ!」
「弱点は ねーといっとるだろーが 人の話きいてんのかァ この田ゴ作がァーーー」
「ドゥー・ユー・アンダスタンンンンドゥ!」
第3部「スターダストクルセイダース」に登場した敵キャラクター。
自らハンサムと自称する通りそこそこ端正な顔立ちだが、上記の台詞に代表されるように自惚れが強く、暴力的で下劣な性格で、相手を挑発する台詞も逐一下品。しかし追い込まれると弱気になり、降参したふりをして許しを請いながら、隙を見て不意打ちを喰らわせるなど、本質は卑劣な小悪党である。
承太郎を殺害すれば1億ドルを貰える契約をDIOと結んでおり、金銭で雇われている為、忠誠心は皆無と言っても良くDIOの事を呼び捨てにしており、仲間のスタンド使いの情報もあっさり差し出したりとプライドも低い。よくDIOに肉の芽を植え付けられなかったものである。
シンガポールで、花京院典明に変装して空条承太郎に近づいた。が、本気で騙す気はなかったようで下品な言動をまったく隠そうともしていなかった。
自身のスタンド「イエローテンパランス」のどんな衝撃も分散・吸収する柔軟さと高い防御力、さらに相手を食い尽くすまで離れない能力により、ケーブルカー内での戦闘で承太郎を追い詰めるが、承太郎のジョースター家に伝わる伝統的な戦い方の「逃げる」という奇策により、水中へ引きずり込まれ、呼吸のために顔を出したところを殴り飛ばされた。
「ハガ(鼻)のフニ(骨)が折れて、重傷でもう戦えない」と降参し、「両右手の男」の情報を話しながら隙を窺い、排水溝を利用した不意打ちを喰らわせる事に成功するが、皮肉にも承太郎にその排水溝を逆利用され、完全に敗北。
恥も外聞もなく再度許しを請うも、承太郎には「もうてめーには何も言うことはねぇ、とても哀れすぎて何も言えねぇ」と吐き捨てられ、最後はスタープラチナのラッシュ追撃で自慢のハンサム顔をボコボコにされて再起不能となった。
なおこの戦闘の間、本物の花京院はどこにいたのか原作では描写されていなかったが、TVアニメでは承太郎に置いて行かれた為、学生服のままプールサイドで日光浴をしていた事になっていた。