概要
ガシャガシャの実とは、劇場版『ONEPIECE STAMPEDE』に登場する超人系の悪魔の実である。
『ONEPIECE magazine vol.7』解説によれば、食した者は、触れた無機物を自身に合体させたり、無機物同士を融合・変形させることができる「合体人間」になる。
基本的な例として、銃と剣を合体させて銃剣にしたり、鉄屑や瓦礫を組み合わせて潜水艦や兵器も生み出せる。これにより物資に乏しい戦場でも無限に武器を生み出したり、自身が無機物と合体することでロボットになることが可能。
又、悪魔の実の覚醒に至ることが確認されており、そうなると能力の効果が及ぶ範囲は島全土にも拡大する。
これにより、周りにある全ての物体を取り込み、さらに使い手の覇気による紫色の覇気を大量に放出し、それを覚醒した能力自体にも流し込んで纏い青色に硬化することよって、軽く島一つ叩き割る程の巨大な姿になれる他、島全体の地形の操作すら可能になる。
なお、この能力も使い手が超人的な心技体を備えている強者であるからこそ、上記のような使い方をすることができ、凄まじい威力を発揮しているだけに過ぎない。
実際使い手は元々強者達を圧倒する程の超人的な基礎身体能力と凄まじい量の覇気・格闘術など、非常に凄まじい力量を備えており、覚醒により超巨体となった体積をコントロールできるだけの超人的な力を持っている。
サー・クロコダイルは過去の戦闘経験から、「能力者当人が纏うロボットの変形途中にはロボットに隙間ができる」といったこの能力の特性・弱点を把握していた。
能力者
元ロジャー海賊団のクルーで、“鬼”の跡目と呼ばれた大男。19歳の時点で当時のレイリーに匹敵する実力を持つと称されるほどの化け物。非常に好戦的な性格で、孤高の強さを追い求めている。「仲間」という存在を嫌っているが、これはその生い立ちに由来する。インペルダウンレベル6に収監されていたが、2年前の黒ひげ騒動の際に脱獄。
海賊万博では「祭り屋」ブエナ・フェスタと結託して万博の開催地である「デルタ島」にバスターコールを誘発する。それにより、「デルタ島」に呼び寄せた全ての海賊・海軍を全滅させて海賊王をも超えた世界最強の存在になろうと画策した。