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ドラえもんだらけの編集履歴

2021-11-12 19:23:45 バージョン

ドラえもんだらけ

どらえもんだらけ

漫画『ドラえもん』のエピソードの一つ。てんとう虫コミックス5巻収録。

ストーリー

ある日、ドラえもんのび太からドラ焼きと引き換えに大量の宿題を押し付けられる。しかし宿題の量は多く、とても自分一人では終わりそうもない。


そこでドラえもんはある方法を思いつく。


それは「タイムマシン」で連れてきた未来の自分に宿題を手伝わせるということ。

早速2時間後、4時間後、6時間後、8時間後の自分を呼んできて宿題を終わらせるも、後の時間になるほどイライラしていてなかなか協力してくれない。

それでも強引に説得し、5人がかりで宿題は終わらせることができたので、安心してドラえもんは眠りにつくのだが……






しかしその2時間後、彼のもとを訪れる者がいた。


「なんだきみは。」


「2時間前の世界からきたよ。」


「えっ、宿題?もう、やっちゃったはずだぞ。」


「こっちの時間では、これからやるんだ。」


そう、2時間前に「2時間後の自分に宿題を手伝わせた」ということは、今これから、自分が宿題を手伝わさせられるということ。なんとか2時間前の世界の宿題を終わらせるものの、4時間後、6時間後、8時間後も過去の自分が宿題を手伝わせるために過去の自分が迎えにくる。

睡眠不足とストレスはどんどん重なっていき、とうとう怒りで我を忘れてしまう(詳しくは下の「やろう、ぶっころしてやる。」にて)。


翌朝、そのことを知ったのび太は、お詫びとしてドラえもんにドラ焼きを差し出すのだが、また何かやらされると思ったのか大好物のドラ焼きを怖がってしまうというオチで終わっている。


余談

終盤でブチ切れたドラえもんがのび太を追いかけ回すシーンでは、のび太が「ついにくるった。」と言っているが、現在の単行本では「ついにおこった。」に変更されている。


また、大山版アニメに於いては冒頭のみだがしずかスネ夫ジャイアンが登場しており、のび太が何故あのような作戦に出たかがより鮮明に描かれている。

更に終盤でブチ切れたドラえもんが追いかけ回したのが何故かのび太ではなく8時間前の自分自身に変更されている。


やろう、ぶっころしてやる。

キュゥべえだらけほむほむがいっぱい

やろう、ぶっころしてやる

「きゃあ、じぶんごろし。」

「やめろよ。じぶんどうしのあらそいは、みにくいものだ。」

「ねむいと、気があらくなるんだな。」

「はやく、宿題やってねようね。」

※上から順に8時間後、現在、6時間後、2時間後、4時間後のドラえもんのセリフ。


このシーンのパロディイラストも投稿されている。


関連タグ

ドラえもん ドラえもんのエピソード一覧

ドラえもん(キャラクター) やろう、ぶっころしてやる タイムマシン(ドラえもん) タイムトラベル ※主人公です


ぼくを止めるのび太:こちらは「ドラえもんだらけ」ののび太バージョン。

自分会議:同作者が描いたSF漫画作品。


D4C・・・方法は違うが、同一人物が複数の時に使用される

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー・・・第35話がこのエピソードのパロディ的な内容だった

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