曖昧さ回避
1、藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』のエピソード「ドラえもんだらけ」の作中において、主人公・ドラえもんが発した台詞。
2、映画『コマンドー』でベネットがメイトリックスに挑発され、一騎討ちを挑む手前のシーンの台詞。
本記事では、その両方について説明する。ちなみにヘッダーのイラストは両方を意味している。
ねむいと、概要があらくなるんだな。
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』のエピソード「ドラえもんだらけ」の作中において、主人公・ドラえもんが発した台詞。
「タイムマシン」でやって来た自分自身によって、過去へ連れて行かれることを4回ほど繰り返され、疲労と眠気で怒りが頂点に達した8時間後のドラえもんの迷言。
(エピソードの詳細はドラえもんだらけを参照。タイムパラドックスが発生した際のカオスさを現したシーンとしても知られている。)
しかし上記の台詞は、大山のぶ代版アニメでは「この!待てー!」、水田わさび版アニメでは「いい加減にしろ!」(2005年版)、「ギッタンギッタンにしてやるー!」(2011年版)という台詞に変更されている。
来いよ、ベネット!↑の概要なんか捨ててかかって来い!!
映画『コマンドー』でベネットがメイトリックスに挑発され、一騎討ちを挑む手前のシーンの台詞。
この時、ベネットは人質(メイトリックスの娘)を取り拳銃を持っていた上に、不意打ちでメイトリックスの右腕を負傷させることに成功しているという圧倒的優位な状況だったのだが
『右腕をやられた、お前でも勝てる。……来いよベネット。銃なんか捨てて、かかってこい』
『楽に殺しちゃつまらんだろう。ナイフを突き立て、俺が苦しみもがいて、死んでいく様を見るのが望みだったんだろう』
『さぁ、子供を放せ、一対一だ。楽しみをふいにしたくはないだろう』
『来いよベネット。怖いのか?』
とメイトリックスが機転を利かせベネットの自身に対する恐怖心や復讐心を煽るような言動を繰り返した結果、
『ぶっ殺してやる!』
『ガキなんて必要ねぇ! へへへへっ、ガキにはもう用はねぇ!』
『ハジキも必要ねぇや。へへへへっ……誰がてめぇなんか。てめぇなんか怖かねぇ!』
まんまと挑発に引っかかり、人質も拳銃も捨て、ナイフを構えエネル顔レベルの凄まじい顔芸を披露しながら、
『野郎、ぶっ殺してやぁぁる!!!』
と怒りと恐怖が入り混じった雄叫びをあげつつ一騎討ちを挑む。
なお、この台詞はメイトリックスの吹き替えが玄田哲章版(ベネットCV:石田太郎)の方で、屋良有作版(ベネットCV:青野武)では「こんな銃なんかいらねぇやぁ! 貴様を殺してやらああああああ!」となっている。
「野郎オブクラッシャー」という空耳が特に有名で、石田氏死去後に発売された「吹替の帝王 第8弾〔スチールブック仕様〕コマンドー ディレクターズ・カット<製作30周年記念日本語吹替新録版>」に収録されている新録版(CV:若本規夫)も玄田哲章版と同じ翻訳家による玄田哲章版に近い台詞となっている。
ただ、CV:若本では若干イントネーションが違っており、
「やrrrrrrおおぶっこrrしてやrrrる!!!!」と巻き舌。
原語版は「I'm gonna kill you nooooow!!」であり、こちらも語尾が震えている。その凄まじさは、上の訳でも分かるように吹き替えでも十二分に再現されている。
Pixivでは
上記のドラえもんやベネットのセリフのシーンのパロディイラストの他、キャラクターが文字通り「ぶっ殺してやる!」と言わんばかりの怒りや殺気を放っているイラストにもこのタグが付けられている。
メイン画像のような合体事故も存在する。
関連タグ
田中亮一:コマンドーではサリー、ドラえもんのテレ朝第一期では先生を演じている。
田原アルノ:コマンドーではエンリケス、ドラえもんのテレ朝第二期ではしずかのパパを演じている。