前田利家(戦国BASARA)
まえだとしいえ
概要
前田家の当主であり、慶次の叔父に当たる。
妻のまつとは大変仲睦まじく、時には周りが置いてけぼりを食らう程にラブラブだったりする。
また常に空腹状態であり、まつの作る手料理が大好物の腹ペコキャラでもある。
その腹ペコっぷりは、英雄外伝の固有装備がまつのおにぎりが常に出てくる仕組みだったり、おにぎりを一定量取るとパワーアップする、2のまつストーリーモードのムービー中や3の手取川ステージで、一定の条件を満たした時に見られるムービー等の演出もあるくらい。
また、いたずら好きな慶次の被害者になる場面もしばしばであり、お風呂のお湯を冷水に替えられていたり、他の領土でいたずらを働いた慶次の尻拭いをさせられたり……彼の2でのストーリーモードは「不憫」としか言いようがない。
元々は織田軍の側軍であり、2では信長やお市を大切に思っていた。
信長亡き後の織田軍滅亡後(3)は中立的立場を保ってきたが、家康がまつを拐われて、東軍での戦いを余儀なくされた為、家康に不信感を抱いている。
※真犯人はコイツであり、本当は全くの誤解である。
各シリーズの活躍
シリーズ第一作目から登場。『2』まではプレイヤー武将であったが、『3』では敵武将となりプレイアブルキャラクターではなくなるが、その後3宴にてボーナスキャラとして復活した。
上記の通り三枚目っぷりが目立つ彼だが、やる時はやるようで人の心情や状況を見定める観察力に長けていたり、時には誰よりも冷静に状況を見極めている場面もある。
日頃から部下を大切にしたり、3で慶次が自分の行いについて悩んでいる時も、叔父としてアドバイスをする等、面倒見がいい性格をしている。
『4』では前田当主の座を慶次に譲り、まつと共に支えている。
かつては慶次同様傾奇者だったようで、祭の時には興奮する一面も。織田軍に所属していた当時の周囲の人間を気にかけており、『皇』では特に親しかった勝家を残して、織田軍から離反してしまった過去を強く後悔している。
信長との関係性
無印及び2では「尊敬する主君と一武将」と、至極真っ当な関係であったが、4時代になると「主君として仕えていたが、内心は信長の言動に恐怖を抱いていた」本音をまつに吐露する等、過去の作品とは統合が取れなくなった。
無論、これに関しては「歳を経る内に、信長の本質を知ってしまい、愛妻を守る為にだけ仕えるようになった」や「慶次を『前田軍の長にする』と『3以降、俯瞰して物事を見る立場のキャラクターが減った為の兼ね合い』」等と考えられる。
しかし、少なからず「信長が人間味を持って接する相手が減った」とも見られ、不満に思うファンが居るのも事実である。
……もっとも、4時代は全作品で最もパラレル色の強い世界観であり、過剰にそこに反応するのも間違っている感もするので、割り切る考えも必要と思われる。
容姿
基本的に褌一丁(動物の毛皮のような褌)であり、幾多の戦でついた傷も相まって野生児丸出しの格好をしている。
余りに大胆に晒し過ぎる為、部下や慶次からは服を着るように促されている。
バトルスタイル
三叉槍が武器。槍を大きく振り上げたり、高速の乱れ突きや吹き飛ばし等の技で豪快に戦う。
妻のまつ同様に鷹を呼べる(ただし性能は異なり、まつの場合は敵に向かっていくのに対し、利家の場合は画面奥から手前に飛んでくる)。
また、ひょうたんに入った液体を口に含み、火遁の術のように火の玉を吐いて中距離攻撃も可能。
慶次程ではないにせよ、見た目通りの典型的なパワータイプでありながら攻撃の出も速く、初心者にも扱い易い。
また、2と4皇では一定時間おにぎり(回復アイテム)をまつが差し入れしてくれる上に攻撃力も上がる(2は専用装備を付ける必要あり)等、腹ペコ設定まで性能に関わってきている。
バサラ技は、ひょうたんに入った液体を口に含んだ後に、前方に火炎放射を浴びせるもの。
ヒット数は多いものの威力と範囲についてはそこまで優れておらず、武将戦よりもザコ敵相手の集団戦で効果を発揮する。
国語(現代語) | 3 | 理科(生物) | 3 |
---|---|---|---|
数学 | 2 | 体育 | 5 |
英語 | 3 | 家庭 | 4 |
社会(日本史) | 3 | 芸術(音楽) | 3 |
※あくまで「アンソロ版設定の成績表」であることは留意されたし。
※()内は選択科目で何を学んでいるかを記載。
3年3組(アニメ版では2年4組)。陸上部所属。
勉強に全く興味がないのでやりたくないが、まつに怒られるので渋々やっている。
戦国時にほぼ全裸だったことを反映してか、肌見せを強調した制服を着ている。
袖を破き、パンツは膝まで捲り上げているというワイルドスタイル。
左腕にリストバンドを身に着けており、素足でスニーカーを履いている。
勉強に興味がない割にそこそこの成績をとっているが、これはまつの尽力のおかげである。