もしかして→先導アイチ
「ごめん委員長 今日もちょっとだけ寄り道するわ 坂が呼んでる!」
「インターハイでの負けは――― インターハイでしか払拭できないんだ」
プロフィール
学年 | 箱根学園一年生→二年生 |
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タイプ | クライマー |
愛車 | 白のLOOK |
身長 | 176cm |
体重 | 61kg |
BMI | 19.7 |
誕生日 | 1992年5月29日 |
星座 | 双子座 |
血液型 | AB型 |
ゼッケン | 6(1年目)・13(2年目) |
イメージ動物 | イルカ |
CV:代永翼
演(ドラマ):植田圭輔
人物
選手層の厚い箱根学園史上初めてという一年生にしてレギュラーを勝ち取る実力を持つ。
概要
小野田坂道が合宿へ向かう途中で出会った相手。
坂道と同様でクライマータイプであり、また、坂道と同じく自転車で登り坂を登ることが好き。
坂道と共に走った結果、その実力を認め、インターハイでの再会と勝負を宣言する。
風を味方につけて人体の力以外によって登坂を行う走法によって、背中に翼があるように例えられる事がある。更には1年のIH終了後から翌年のIHまでの間に参加したレースは全戦全勝だったこともあり、その速さから「天空の羽根王子(スカイプリンス)」と言う渾名が付いた。
のんびりしたマイペースを保っている緩い性格で、部の集まりを堂々と欠席したり、レース当日にすら遅刻したりしている。
気が向かないことは参加せずにサボっては自転車で山道へ繰り出しており、そのため授業の出席日数及び単位が足りずヤバいらしい(のちに高田城から助けられていることも明らかになった)。
その度に、眼鏡をかけた幼馴染みの「委員長」こと宮原すずこに怒られている。
大抵のロードレーサーが苦痛に苦しむ登坂を、敢えて自分の体に鞭打ってでも登り切ることに「生きている実感」を求める性分。
強者との競争においても物怖じなどせず、「俺、生きてる!!」と目を輝かせ、より一層調子が上がる傾向がある。
ロードレースを続けているのも、生きている実感を得られるためだとか……その根源は、彼の過去にある。
一年生のころは円らな相貌で天真爛漫とした雰囲気だったが、IH後からは凛々しさを増している。更に2年のIH終了後に泉田塔一郎から新たな主将に任命される。事前に聞いていた銅橋正清は面食らうとばかり思っていたがその場で受け入れたことに驚きを隠さず、その後も総北では坂道が主将に任命されたことを聞いてお互いに「運命」であることを感じ取っていた。
主将になったことで「なるべく遅刻はしない」と自信のない目標を掲げた上で、メンバー人選にルールを設けず「最高の才能とセンスを持った最高の6人でインターハイに行く」と宣言、当初は真波が主将に選ばれたことに疑問を持っていた1年も歓喜を上げている。
ファンクラブが存在しているらしく、先輩クライマーの東堂尽八の卒業後である2年生時のIHでは、以前の東堂のように女子たちから歓声を浴びている様子が見られる。
ファンブック(27.5巻)で身長が176㎝だと判明したが【※】、サイン会において作者から「アホ毛込みの身長であり、実際は173cm(アホ毛抜き)」との発言があった。ただし、サイン会情報なので今後変わる可能性(または、成長により身長が伸びる可能性)は有り。
【※】ファンブックⅢ(68.5巻)のプロフィールは176㎝のままだった。
使用車両について
愛車は白のLOOK。実車では07年式の595のチームホワイト(車体色名)がそれに該当する。2年IH終了後にはディスクブレーキモデルの785に乗り換えている。アニメ版ではほかの例に漏れず「LOCK」とメーカー名を変更されている。1期12話ではトップチューブ部分に「595」とも読める車名が入ってるのが確認できるが、2期最終話のゴール直後シーンでの同じ個所の文字は「SSS」になっている。
ドラマ版では中古の566を使用。これには収録当時のLOOK社の新車ラインナップに白の車体がなかったこと、595は最小でもフレームのサイズが大きいという理由から中古の566が選択され、新品に見えるようオーバーホールして使用された。ホイールや駆動系の機材は、1期では収録スケジュールの事情でもともと装着されていたシマノ製の部品を使用しているが、2期では全てカンパニョーロ製に入れ替えられている。