DNA2
でぃーえぬえーつー
あらすじ
DNAが人に無意識の行動指令を与えることが解明され、DNAの書き換えによって人の行動を制御する技術が確立された、63年後の未来。
63年後は人口増加により、子供を2人以上作ったら死刑という法律が作られるほどの、人口過密に悩まされていた。
そんな時代に、女性を虜にするDNAの持ち主「メガプレイボーイ」(メガプレ)が、すでに100人以上の子供を残していることが発覚する。
100人以上が持つメガプレDNAにより人口増加に拍車がかかることを危惧した政府は、“DNAオペレーター”葵かりんを過去に派遣し、最初のメガプレDNAの持ち主である男の身体にDNAを書き換える効果を持つDCN弾を撃ち込み、該当者のメガブレDNAを書き換えることにした。
しかし、その最初の男であるはずの桃生純太は、女にモテず、さえない、しかも女性アレルギー持ちというメガプレとはとてもほど遠い人間であった。
かりんは戸惑いながらも予定通りに純太に対してDCN弾を撃ち、仕事を果たしたはずだったが、実はDNAを書き換える弾を取り違えており、純太は逆にメガプレに覚醒する片鱗を見せ始める・・・
エピソード
連載当時、鳥山明に「変身要素(髪が逆立つ)入れてバトル漫画にしちゃえ!」というアドバイスを受けた桂は「そんなことしたらドラゴンボールのパクリだって言われるだろ!」と難色を示したものの「絶対バレないよ!」と鳥山に押し切られるまま変身バトル路線にチェンジしたところ、読者から「ドラゴンボールをパクるな!」という手紙が大量に舞い込むことになり、鳥山のアドバイスには懲りたとのことである。
アニメ版は当時殆ど注目されていなかったが、大ブレイクに至る前のL'Arc〜en〜CielがOPを、シャ乱QがEDテーマを担当していたことで有名。特にEDの「シングルベッド」は、アニメとは関係なく大ヒット曲になった。
登場キャラクター
アニメ
1994年10月から12月まで全12話が日本テレビのみで放送された。実は当初OVAの企画だったが、当時、日本テレビ映画部に在籍していた前田伸一郎PDが本作を気に入り、TVアニメ化が実現した。
なお、既に系列局では地方情報番組が増えつつあり、本作は日本テレビ系平日夕方アニメ・特撮枠最後の新規作品となった。
各話リスト
話数 | サブタイトル |
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第1話 | 未来からの少女 かりん |
第2話 | メガプレ誕生! 純太 |
第3話 | 祭りの夜に 亜美 |
第4話 | ネックレスは誰に? 倫子 |
第5話 | 誰にも言えない! ことみ |
第6話 | 純太はことみに何をした? |
第7話 | 私のすべてをあげたいの! |
第8話 | ずっとあなたがそばにいた |
第9話 | その弾丸は竜二の胸に… |
第10話 | アブナイ竜二の危ない能力 |
第11話 | メガプレになっちゃダメ!! |
第12話 | バイバイメガプレイボーイ |
OVA追加エピソード | サブタイトル |
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第1話 | もう一つのタイムマシン |
第2話 | 100年後の忘れもの |
第3話 | ぼくはあなたを忘れない |