概要
《対未確認現象統制組織》の否定者のみで構成された円卓のメンバー、円卓での席はⅠ。
風子の処分の采配を下したが、組織加入時にはアンディとともに歓迎した。
仮面を被った女性で、組織の現時点での主席である。
プロフィール
容姿
ストロベリーブロンドの長髪をもった女性。軍服風にアレンジされた組織共通装備のスーツを着用し、左腰にサーベルを帯刀する。鼻から上を全て覆い隠す仮面には証(エンブレム)の意匠が大きく施されており、パーツを一部上方向に展開することでバイザー越しに目を覗かせることができる。確認できた目つきは切れ長で鋭い眼光を放っていた。
人物
相応の実力と正義で組織を束ねる現時点での組織の最高指揮権の持ち主。世界に理(ルール)を加えて人類を滅ぼそうとする黙示録の先にいる神に対して明確な敵対心を持ち、組織のリーダーとして地球を守りながらいつか神を殺すことを目指している。
課題の殆どに参加し、これを成功させる実力もさることながらカリスマ性も凄まじく、クローゼスが脱走に用いた依り代の男もジュイス同様の軍服風スーツに魅了されるほど憧れの対象である。力をつけ神を殺す志の為に任務に対して厳格で冷徹な判断を下すこともあるが、無辜の民の命を重んじ、仲間の功績に微笑みその身を案じ信頼する、正義感を持つ頼れる指導者である。
過去
どうやらアンディの加入は長年待ち望んでいた様子で、更にはある人物とも面識があるらしいが、詳しいことは判明していない。
専用武器
腰に帯びたサーベル。能力の不使用時はこのサーベルによる剣技で戦う。
バーン捕獲後にはその加工物である燃えるサーベルを用いている。
その実力は戦勝の神と称された人物を相手に渡り合えるほど磨き抜かれている。
能力
不■■ -UN■■■■■■■-
対象にとって不本意な行動をとらせる能力。タチアナとアンディの私闘が発生した際、これを用いることでタチアナにはビリーを、アンディには風子を殺させる手前で留め、これを仲裁した。発動時、2人に対して警告を発したことから、これが発動条件に関わると思われる。
pixivでは
『ジュイス』だけならば他作品に登場するキャラも指す。
そのためpixivにイラストを投稿・タグ付けするならば、本記事の『ジュイス(アンデラ)』を使用したり、関連タグとして『アンデッドアンラック』や『アンデラ』など合わせて使うことが絞り込み検索を助ける。
関連タグ
※以下、能力に関する重大なネタバレを含みます。単行本3巻以降の情報があるので閲覧注意。
「そうか… なら私は」
「その正義を 否定しよう」
他対象強制発動型
対象の「正義」を否定し、それに反する行動を強いる能力。
その効果は対象の持つ「正義」によって大きく異なり、
「生き抜く事」→自殺させる
「闘う事」→戦闘態勢を解かせる
と、いうように相手次第で発動した結果が変わるのが特徴。対象の正義を見誤りさえしなければ対人戦ではほぼ確実に相手を無力化できる。
能力が効果を及ぼすには対象にある程度の大義がある事が必要らしく、口先だけで「正義」を持たない者には適用されないようだ。
行動を反転するという意味では手段を否定するUNTRUTH-不真実-と類似するが、こちらは目的を否定する点で異なる。
初回の発動では仮面のバイザーを僅かに上げた状態で「殺す寸前で停止」、2回目の発動では仮面を外した状態で「発動と同時に同士討ち」であった。このため、視界によって能力の強度・範囲を調整している可能性が高い(能力そのものの特性であるのか、仮面が古代遺物などのアイテムであるのかは不明)。
条件さえ満たせば否定対象のみならず対象に関わる他の人間の行動まで影響し、その効果範囲は反則的とも言えるほどに広く、圧倒的な数の軍勢を何の消耗も無く短時間で壊滅させている。
揺るぎない正義を貫く彼女が持つにはあまりにも凶悪な能力と言える。