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オリヴィア(モブせか)の編集履歴

2021-11-25 18:40:37 バージョン

オリヴィア(モブせか)

おりゔぃあ

オリヴィアとは、小説『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』の登場人物で、本作のヒロインの1人。 (メイン画像左の白いビキニの少女)

声:市ノ瀬加那(アニメ)、花守ゆみり(ドラマCD)


概要

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」のヒロインの1人。

愛称はリビア。ゲーム1作目の主人公で瞳の色は青。平民の特待生として学園に入学した。

リオン好みの巨乳で健康的な肢体の持ち主(リオン曰く「実に素晴らしい」)。

リオンが何か邪な言動をすると「『メッ!』です」と言って叱るのがパターン。

その正体は治癒魔法を使える「聖女」の血を引く者

更に彼女自身にもある特別な能力があり、それが1作目ゲームクリアに不可欠。

転生者であるマリエの介入で運命が狂い、ゲームで描かれた展開とは全く異なる人生を送ることになるが、当の本人は自分が「聖女」となり、大きな役割を課せられる筈だった事は勿論、出生の秘密に関しても何も知らない

エルフ里長からはアンジェと一緒に占われた際に「貴方たち二人の運命は複雑に絡み合い、本来あるべき道から大きく外れ、本来背負うべき重荷を他者が既に背負ってくれている」と告げられたが、実際にその通りの道を歩んでいる。


経歴

「聖女」となる運命から外れた後、学園内では誰とも仲良くできずに孤立してしまっていたが、それを見かねたリオンにお茶会に誘われ、その際に学園内の暗黙のルール等の理由から公爵令嬢であるアンジェに挨拶する様にアドバイスを受け、対立が回避された彼女とも繋がりを持つ。決闘騒ぎ以降は3人一緒に行動する事が多くなり、やがてアンジェとは身分や立場を超えた強い絆で結ばれ、2人でリオンを慕う様になり、公国との戦争を経てアンジェと共にリオンに想いを告白した後、一緒に押しかける様な形で彼と婚約。ゲームとは異なる形でのシンデレラストーリーを歩み始める。


1年目は一般人に負けるほど弱いが、修学旅行で白のお守りをリオンから貰った影響と、生徒の妨害を受けずに魔法の勉強をする時間をリオンが作ったお蔭で身を守る魔法は使えるようになった。


人物

リオンからは「美人だけど地味」と評されるが、傲慢さが目立つ他の女子とは違った純真可憐な人物であり、自己評価がやや低いが芯の強さも持っている。治癒魔法が得意でかなりのレベル。

ただ、純真さ故に人によっては綺麗事にしか聞こえない発言をする事も少なくなく、公国との戦争では自棄を起こしたヘルトルーデの説得を試みるも、妹を失ったその辛い心情を図れず失敗し、逆に理解していたマリエに激怒される羽目になった事もあった。

また、聖女としての条件が揃えばゲームバランスが崩れる様な力を発揮する為、プレイヤーからは評判が良くなかった模様(マリエ曰く「頭がお花畑すぎるから嫌われていた」との事)。

尚、貴族の問題や公国との戦争を経験した後はアンジェ同様に視野がより広くなり、上述の様な問題点はほぼ無くなっている。


そんな彼女だが、意外と嫉妬深い性格で所謂「ヤンデレ」と言っても過言では無い程。

アルゼル共和国に留学中のリオンに浮気の疑いが浮上した際には中々の迫力で追求しており、また、リオンが王国の王妃であるミレーヌに懸想している事に関しても快く思っておらず、陰で「リオンさんの馬鹿」と不満を漏らす事もあった。


人間関係

本来の運命から外れ、自身の敵か味方かの関係になる事が決まっていた者達との出会いも大きく変化し、結果としてゲームを知っている転生者達から見れば、かなり皮肉な人間関係を築いている


本来ならモブキャラでしか無いリオンを慕い、敵対する筈だった悪役令嬢のアンジェは共に彼を愛し支える無二の親友。そして、恋人候補であったユリウス達とは何だかんだで仲間程度の間柄となるが、アンジェに対する仕打ちと毎回リオンに迷惑を掛けている事から辟易しており、内心で辛辣な評価を下している。


更に、厄介な姑となる筈だったミレーヌはリオンが懸想した事で恋敵も同然の存在となり、逆にローランドは何故か物分かりの良い舅の立場となる筈だったが、それが単に若い娘が好きなだけだったという酷すぎる理由が後に判明し、こちらの関係は複雑を通り越して支離滅裂。


マリエに対しては決闘騒ぎの一件で快く思ってはいないものの、アンジェに比べれば普通に接している。だが、実は彼女はリビアが受ける筈だった恩恵を横取りした挙句、全てを台無しにした加害者であり、その被害の大きさはアンジェの比では無いのだが、先述にある通り、当のリビアは自分にそんな未来が待っていたなど知る由も無く、後に過ちを自覚したマリエがその件で自分に対して後ろめたさを抱いている事も知らない。


ちなみに、パートナーになる可能性のあったルクシオンからは「ルク君」と愛称をつけた事で保護対象度が2段階アップの認定を受けている


2作目主人公こと聖樹の巫女であるノエルに対してはその複雑で苦しい立場に同情しつつも、自分とアンジェが離れている間にリオンと親しくなった事でドロドロとした嫉妬の感情を抱いている


関連タグ

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です

巨乳 聖女 ヒロイン




























ネタバレ注意


























マリエから「本物の聖女」だと言われたり、そのマリエが公国との戦争後にリオンとまるで兄妹であるかの様な態度を見せ始めたことや、自身もまたある時「リオンがおらず、自分がルクシオンのマスターとなっていた上に、そのルクシオンの裏切りで王国が滅びる」という不可解な内容の悪夢(おそらくはゲームのバッドエンドルートの1つ)まで見たことで、リオンが自分や他の人間が知らない何らかの秘密を抱えている可能性を疑うようになる。


そして、web版の最終章で死者の国へアンジェと共に赴いた際、リオンの前世家族からアルトリーベ世界の秘密と転生者の存在。更に自身が聖女となる筈だった運命と、マリエの介入によってそれが台無しになった事実を告げられ驚愕。しかし、アンジェとの敵対など到底受け入れられない負の側面もあってかそれを無念などとは思わず、代わりにリオン達との関係に恵まれた事を幸せに思い、現在の人生を改めて受け入れた。


神聖魔法帝国戦後はリオンの冒険を基にした本を執筆中であり、彼との間に恵まれた子供達の世話をしつつ留守を守っている。



マリエルートではユリウスと関わり、他の攻略対象達とも仲がいい。しかし、ルクシオンを使ったリオン達の監視もなく、1年目で碌に攻撃魔法も使えず、ユリウス達も頼りにならなかった為、陰湿ないじめを受けて辛い思いをしている。

しかもユリウス達五人がひっきりなしに構ってくるせいで自分の時間が持てず、余計に追い詰められていた。

いじめがエスカレートし過ぎて退学させられそうになった際には流石にリオンが助けに入ったが、その腹いせにダンジョンの穴へと放り込まれてしまう。

そこで聖女の腕輪と遭遇するが、腕輪の中から現れた初代聖女の怨念に身体を乗っ取られてしまった。

リビア自身の意思は何とか抵抗を試みているものの現時点では全く敵わず、以降はホルファート王国への復讐に燃える怨霊の暗躍に利用される事になる。


このルートで判明した聖女やその装備の正体、身に付けたオリヴィアの状態から、先述の「ルクシオンが裏切った夢」が必ずしもバッドエンドルートの結末ではない可能性や、最初に本当に裏切ったのはルクシオンではない可能性が浮上している(特に後者の可能性に関してはそれを裏付ける様に、夢の中のルクシオンが「貴女が望んだ未来」などオリヴィアの意思に従った様な発言をしている)。




聖女

乙女ゲー1作目に神殿が認定する存在。ゲーム1作目ではオリヴィアが聖女認定されるが、この異世界ではマリエが認定された。聖女は治療魔法や守りの魔法の他、神殿の3つの装備を引き継いだ聖女のみ制約付きで禁術の蘇生魔法も使える。


Web版では、掘り下げが少なかったが書籍版及びマリエルートでは、初代聖女について掘り下げられている。


本来はホルファート王国建国に関わった6人目の冒険者の血筋を指すが、初代が建国後に行方不明となったため血筋としては残らず、現在の認定制になった。

初代聖女はリーア・バルトファルトに片想いしていた様で、彼への仕打ちの件でホルファート王国に強い憎しみを抱いており、聖女の装備にはその力と怨念が分割されて宿っている。

そして聖女の血筋と資格を兼ね備えている者が装備すると、例外はあるが怨念に意識を乗っ取られてしまう。

マリエルートではゲーム通りリビアが聖女認定されるが、装備は杖と腕輪がリビアに、首飾りがマリエの手に渡っている。

杖と腕輪の怨念はリビアを支配してホルファート王国を滅ぼすべく暗躍するが、首飾りの怨霊はマリエの独特な精神構造と強すぎる防御機構に阻まれた挙句、ルクシオンに捕獲され実験動物にされてしまった。

その後も復讐を求めて暴れていたが、リーアそっくりのリオンと自分の血を引くマリエが結ばれている姿を見て思う所があったらしく、以降は大人しくなった。


初代聖女の当時の本名は「アン」。

外見と性格はむしろアンジェリカに近く、本質は女冒険者なので聖女というにはややぶっきらぼう。

聖女の装備は当時遺跡で見つけたアイテムに怨念と力を残し、いつかホルファート王国に復讐するためのトラップとして置いていった物で、特に神聖な出自がある訳ではない。

宿っている力と怨念もアイテムの機能で込められた物で、初代聖女の魂が乗り移っている訳ではなく、怨念達も自分達が初代聖女とは別の存在であると認識しており、自分達を込めた後彼女がどうなったかも関知していない。

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