「アタシは選択を提示するだけ—――悪夢を纏う、纏わないの?」
CV.長縄まりあ
概要
ヴァン・アークライドの持つ戦術オーブメントXipha(ザイファ)のホロウコアのシステムである支援AI。
アニエス・クローデルの依頼した【オクト=ゲネシス】の捜索依頼の際に1つ目のゲネシスとヴァンのXiphaが反応したより顕現。彼に上記のセリフを選択させる。
その選択を承諾したヴァンに・・・・
りょーかい、アタシに任せて!
シャード解放—―
悪夢を纏え!(テイク・ザ・グレンデル)
彼に黎を纏いし魔装鬼(グレンデル)の力を与える。
これ以降ヴァンがグレンデルを纏う際に彼女が出現し悪夢を纏うことを承諾することで彼にグレンデルの力を与える事になる。
本来Xiphaのホロウコアはサポートのためにパターン化されたシステムボイスを一方的に話すだけに過ぎないものであったのだが、彼女はそんなホロウコアの中でも唯一自立思考を持ち会話をすることのできる生きたホロウコアと言ってもいいものである。(状況からゲネシスによる影響であると思われる)
そのメカニズムについては製作した《マルドゥック総合警備保障》に所属するSCリゼット・トワイニングですら「想定外の暴走」と評しており、詳細は不明。バーゼル理科大学に所属するカトル・サリシオンからもMK社がこのような異常な状態を見越してヴァンに預けているとは思えないと意見を述べている。
そもそもこのレベルのAIの開発は「技術的特異点」が起きない限り現在のゼムリア大陸の技術力では到達不可能とされている(前例はあるもののそれは偶発的に起こった奇蹟の産物と言ってもいい)
本人も自らの出自は語っているものの肝心な部分は「聞こえているのに認識できない」ようになっており未だ謎の多い存在である。
また温泉地・龍來(ロンライ)での慰安旅行の際には原理は不明だが《オクト=ゲネシス》を中継機にして一緒に同行していたユメの肉体を『生体ハッキング』という形で乗っ取り、アークライド解決事務所のメンバーと追いかけっこをするなどして一騒動起こす。
その際にシャードの足場と力場を利用する事で、凄まじい動きを見せていた。事務所のメンバーの中でシャードを熟知しているリゼットからは「自分以上の使い手」と言わしめている。
(余談だがメアとユメは演じている声優が同じである)
関連タグ
ラピス・ローゼンベルク…同じく超常の力で意思を宿した人形。