曖昧さ回避
概要
アメリカ南部からメキシコにかけての乾燥地帯に分布し、夜行性。岩石地帯の渓谷、洞窟、坑道などに棲息する。
特徴
体長30~42cm、尾長31~44cm、体重0.8~1.1Kg。
大きさはフェレット程度。
頭は丸みをおび、目は紫色で大きく周りに斑がある。鼻先は尖り、耳は猫のように大きい。
前肢よりも後肢の方が長い。四肢の指は5本で爪は半分だけ引っ込めることができる。
生態
食肉性の強い雑食で、夏と秋は主に昆虫、冬と春はネズミ類を食べ、果実や鳥等も餌とする。
繁殖期は春で妊娠期間は45日程度、一度の出産で2~4匹の子供が産まれる。
ペットとしても流通し、アメリカでは「リングテールキャット」と呼ばれる。また猫のように大きな耳をしていることから「オオミミアライグマ」とも呼ばれることがある。かつては鉱山でネズミ駆除のため飼育されていた。