概要
参与会議の一員となった将軍後見職・一橋慶喜は、会議が薩摩藩の実権を握る島津久光が中川宮を買収、思惑通りに動かしていることを察して不満をもち、久光に同調する宇和島前藩主・伊達宗城、越前前藩主・松平春嶽を朝廷の実力者・中川宮の前で
「ここにおります三名は天下の大愚物、天下の大悪党でございます」と糾弾、
将軍・徳川家茂を守ると決意した慶喜は、結果的に栄一が献策した
「外様大名を力で抑え、一橋が乱れた世を治めるべきだ」と同じ道になっていることに哄笑すると、
家臣たちを集めて、前祝の桝酒をふるまい、
亡き父・徳川斉昭の姿を思い浮かべながら、
「快なり」と家臣たちと快哉を上げるのだった。
久々の「快なり」コール
2021年12月5日放送第38話「栄一と嫡男」冒頭で、渋沢栄一を含む旧徳川家幕臣達が開催した徳川家康の江戸入城300年の節目を祝う「東京開市三百年祭」にて、名を正為と改めた猪飼勝三郎が「快なり!」と音頭を取り「徳川、万歳!」の声と混ぜる形で参加者と共に快哉を上げた。