概要
基本的に低学歴は切り捨てられ、高学歴(難関大学卒)になるほど評価される。
一方、学歴ばかりで人徳や才能を無視しているという批判もある。
学歴社会は世界的に通用する評価基準であり、日本も例外ではない。
一流企業で高収入を謳歌したければ、高学歴は最大の武器となる。
学歴フィルター
学歴社会を象徴するシステムが、「学歴フィルター」と通称されるシステムである。
これは就活において、説明会や書類選考で特定のレベルに届かない大学生を無条件で落とすものである。
落とすタイミングは企業によって様々で、選考が進んでいるように見えても、最終的にはどこかで落とすことが内定している場合が多い。
近年になってSNSの発達によって表に出るようになったが、実際には昔から学歴フィルターは機能しており、特に目新しいものではない。
採用担当者も、採用する人材の質が仕事の要、ひいては自身の評価となる以上、分かりやすい優位性を持った学生から採用せざるを得ないという事情もある。
尤も、誰でも入れるような大学と上位数%の難関大学を並べられれば、第一印象で後者を選択するのはごく自然な思考なのだが。
ちなみに、高卒の場合は学校による学歴フィルターは存在しないことが多いが、高卒という学歴自体にフィルターがかかり、就職先や職種が限定される。