概要
『仮面ライダーリバイス』に登場するキーワード。
恐らくデモンズドライバーとバイスタンプを用いて変身し戦う、一連のシステムを表すと思われる。
また、スパイダーバイスタンプに組み込まれたR因子はこのデモンズシステム用に開発されたものであり、支配力に優れたスパイダーゲノムを基本としているとのこと。
リバイスシステム・エビルシステムのゲノムチェンジに代わる「ゲノミクスチェンジ」と言う能力を備えており、追加でバイスタンプを押印することによりその生物の力を体に宿すことが可能である。
このシステムの差異の為か、リバイス、エビル及びライブ、ジャンヌは変身時に液体の様な物を全身に纏っているのに対し、デモンズの変身時には液状の物質が一切見られず、蜘蛛の糸を全身に直接纏い変身しているかの様になっている。
しかし長時間の使用に何らかの副作用が見られており、第12話にて変身中に謎の赤い電撃が迸り変身が強制解除してしまい気絶した。
システム内容
謎
このデモンズシステムであるが、劇中に登場するライダーシステムの中でも謎に包まれたシステムである。
というのも、悪魔との関係性が全く不明なのである。
リバイスシステムは悪魔とのコンビで戦う、エビル/ライブシステムは悪魔と変身者が相反して力を引き出す、ジャンヌシステムは悪魔を解放して武器にする、といったように、本作のライダーシステムは何らかの形で悪魔の力を引き出している。
しかし、このデモンズシステムに限っては悪魔の力をどのように使っているのかが描写も説明も一切されていない。
また、そもそもヒロミは悪魔の力を飼い慣らすだけの素質は無かった筈であり、もしデモンズも他のライダーシステムと同じように悪魔の力を使うものであれば、そんな彼がこのシステムを使いこなせることが不可解である。
これらのことから、まるで悪魔の力を使っていないようにも見える。
バイスタンプの仕様や、後に登場したバリッドレックスバイスタンプのコンセプトから、何らかの形で悪魔が関わっていることは間違いないと思われるが・・・(ジョージ狩崎曰く、バリッドレックスは元々、『悪魔の力を使わないゲノム』というコンセプトの元開発されたもの。つまりそれ以前に実戦投入されているデモンズが悪魔と関わっていないはずがないのである。)