「随分と元気いいねえ。何かいいことでもあったのかい?」
概要
CV:櫻井孝宏
怪異を調べて日本全国を放浪する謎のおっさん。サイケデリックなアロハシャツを着ている。
忍曰く「アロハ小僧」。
ただし、「退治屋」ではなく、「バランサー」あるいは「交渉人」を自認している。
とは言うものの戦闘能力は作中最上位クラスとみられ、「傷物語」では対吸血鬼のプロフェッショナルであるギロチンカッターら3人の同時攻撃を難なくいなし、さらにキスショットから本人にすら気付かれずに心臓を抜き取るという離れ業をやってのける。
普段は学習塾跡の廃ビルに無断で寝泊りしている。咥えている煙草には火をつけない。
怪異と渡り合うプロフェッショナルで、暦にその対処法を教授する。
本人はあくまで、人と怪異との中立の立場に自らを位置付けており、「助けるわけではなく、一人で勝手に助かるだけ」を信条にしている。また阿良々木の紹介で怪異の相談に訪れた戦場ヶ原に対し怪異の問題と原因が彼女自身にあると見抜いたらしく「被害者面が気に食わないっつってんだよ、お嬢ちゃん」と手厳しい言葉を投げている。
しかし、何だかんだ言ってお人好しな部分があり、『恋物語』では付き合いの長い貝木泥舟からも、「本来こういうことが起これば、あいつが必ずやって来るはず」と語られていた。
『偽物語』以降登場する貝木泥舟・影縫余弦とは大学の同級生で同じサークルに所属していて、臥煙伊豆湖は彼らの先輩にあたる。
暦同様アニメ化して初めてイメージが付く。細身のイケメン風で驚かされた人は少なくないはず。
余談だが原作内において、メメはアニメ化に対して、煙草に火をつけない理由を「アニメ化が難しくなるから」とするほどの執着を持っている。
……はずなのだが、のちに発売されたコミック版では、煙草に平気で火をつけている。