概要
「つばさキャット」とは、西尾維新の小説『化物語』の第五話で、羽川翼を扱ったストーリーである。
アニメでは、第11話から第15話にあたる。
あらすじ
文化祭準備期間中の6月13日。この日は阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎにとって記念すべき日になった。
その翌朝、登校途中の暦に羽川翼から助けを求めるメールが届いた。
急いで翼の待つ公園に駆けつける暦。そこにいたのは―――猫耳が生えた翼だった。
そう、悪夢のゴールデンウィークの続きだった―――。
漫画版では(ネタバレ注意‼︎)
漫画版では原作の行間を読み過ぎと言われる程オリジナル展開が多いが、1番のオリジナル展開が挟まれているのがこのつばさキャットである。
原作では後の時系列にあたるつばさタイガーとしのぶメイルのストーリーが前倒しでこの章で描かれている為、忍と暦がこの時点で普通に会話している(原作の忍はこの時点では喋っておらず、この展開になるのはもう少し先の物語である)、2度目の障り猫顕現と苛虎の出現が同時期である他、次のシリーズで初登場する彼が先んじて登場するなど、こよみヴァンプ並の長編となっている。