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概要

CV:平松晶子

登場は第31話~第45話。

スケアクロウの度重なる失敗やドールイサムまでもが謀反を起こしたことでリカの捕獲を行う手駒の乏しくなったデヴォールが自身の身体の一部から生み出した。

故にデヴォールの娘とも言える存在。

一人称は「あたし(わたし)」もしくは「ミスティ様」。

リカがドールランドの王女であることに対抗して「魔界のプリンセス」を自称する。

外見は白い肌に黒い翼、ミントグリーンの短い髪と真紅の瞳を持つ、女悪魔のような姿である。

紫色のハーフトップとスカート状のパンツ、黒いサイハイブーツを着用。

両耳に金色のリング状のピアス、首に赤い水晶のペンダント

右腕に金色のアームレット、左手首に2つの金色のバングルを身に着けている。

デヴォールの一部である故か強大な魔力を持ち、多くの能力を操る。

その中でも、身体を紫色の渦に変化させての瞬間移動、人差し指から様々な効果の赤い光線を放つ能力(指からビーム)を特に多用する。

その他にも、対象の影をドッペルゲンガーとして自立させて操る、時間を巻き戻す(時間操作)、シャボン玉に閉じ込める、悪霊をはじめ様々な眷属の召喚(召喚魔法)、といった強力な能力も持っている。

様々なものに変身する能力も持つ。

自身の姿を幼児化させる変身、ドールリカやフランツなどに化けてなりすます精巧な他者変身、蝶や蛾への虫化など、様々な姿でリカ達の目を欺く。

性格は残忍かつ嗜虐的な面を持つ。

余裕のある笑みを浮かべながら、遊び感覚でリカ達を苦しめる。

自身の姿は見せず怪奇現象を発生させるなど、得体の知れない恐怖を演出することも多い。

基本的に人間は何も出来ない無力な存在として見下している。

リカの捕獲はその気になればいつでも実行可能と考えており、如何に自分が楽しめるか(リカ達を苦しめることが出来るか)が行動基準となっている。

その一方で戦闘好きの一面もあり、ドールナイツと闘うためにリカ達に敢えてドールナイツを召喚させることもあった。そして、リカの捕獲よりもドールナイツとの闘いを優先するあまり、リカの捕獲に焦るデヴォールと徐々に確執が生まれていくことになる。

弱点はピエールが奏でる音楽。逆にいえばそれ以外に弱点らしいものが無い。

ドールナイツの攻撃もほとんど回避しており、ドールナイツ3体がかりでもミスティの方が終始圧倒していた。

だが、第45話でハイパードールリカに敗北したことで、リカの捕獲という目的を達成出来ないばかりか、あまつさえドールナイツを強化してしまう結果となったため、デヴォールに用済みと判断され、デヴォールの身体に再び吸収された。

能力一覧

作中でミスティが使用した能力を以下に記載する。個々の能力について技名などの固有名詞は特に無い。なお、ミスティはこれらの能力を全て詠唱無しで使用出来る。能力使用時の兆候として身体や瞳が光ることがある。

変身系能力

作中で変身したものは以下の通り。

ミミ(幼児化

使用話:第34話

小学3年生のリカ達より幼い姿(幼稚園児くらい)に変身しミミと名乗っていた。

髪型はミスティの面影が残るが、髪色はミスティより濃い緑色である。

肌の色はミスティとは異なり普通の肌色である。

瞳はワインレッドに近い色であるが、本性を現すとミスティのように紅くなる。

黄色いTシャツの上に紫とピンクの縞がある赤いタンクトップを着ている。

履物は茶色いブーツと赤い靴下のようなものが見える。

この姿でも念力催眠術、悪霊の召喚が使用可能。

香山リカ(他者変身

使用話:第35話

鏡に映るリカが突然喋り出しリカを驚かせた。

鏡を通して離れた相手と会話する能力(魔法の鏡)も参照。

花嫁(ゆり)(他者変身

使用話:第35話

作中ではヴェールを被っており顔全体が確認出来ないが、花婿のマルクも含めほとんどの人間が偽者であることに気付かなかった。

なお、第35話ではミスティ自身も黒いドレス姿を披露している。

ドールリカ他者変身

使用話:第37話

見た目は本物と全く同じ姿。ライトスピナーも含め能力の再現も可能。

前日にリカと接触し優しく接するなどの入念な仕込みにより、本物のドールリカを敵と誤認させ、ドールナイツを同士討ち寸前まで追い詰めた。

黄色い蛾(虫化

使用話:第38話

この姿でも念力で一輪車を浮かせたり、異空間への転移が使用可能。

フランツ(他者変身

使用話:第40話

幻術との併用でカトリーヌを罠にかけ崖から転落させようとした。

赤黒い蝶(虫化

使用話:第41話

この姿でもテレパシーが使用可能。

虫取りに来たリカ達をおびき寄せ、逆に捕まえようとした。

死神(厳密には変身では無く発光である)

使用話:第42話

ミスティの全身が赤く発光して声を変えているだけであるが、夜中の森の上空に赤く浮かぶその姿はリカ達に十分な恐怖を与えていた。

蝙蝠

使用話:第44話

自身が召喚した蝙蝠に紛れて、自身の姿を隠していた。

ドクタースケアクロウ(他者変身

使用話:TVアニメ以外(スーパードール★リカちゃんブックvol.4)

オリジナル絵物語「なつのはまべにごようじん」にて確認。デヴォールの下から脱走したと偽り、リカ達の前に現れた。

召喚系能力

作中で召喚したものは以下の通り。

悪霊(黒服の男含む)

使用話:第34話・第35話・第37話・第39話・第41話・第42話

デヴォールの悪霊とも呼ばれる。ミスティが眷属として良く召喚する。

撃破されてもミスティの魔力により何度でも復活出来る。

第42話の骸骨や包帯人間などのバリエーションもここに含めている。

黄色い蛾

使用話:第38話

ミスティが変身していたものと同じ模様の蛾を多数召喚可能。

ミスティの意思で突撃させることが可能であり、命中すると相手に麻痺の効果を与える。

蝙蝠

使用話:第44話

ミスティの身体から蝙蝠を無数に召喚可能。

体当たりが命中、もしくは撃破されると電撃が発生する。

氷のドラゴン

使用話:第45話

ミスティの背中からを氷のドラゴンを複数召喚可能。

口から冷気を吐き、相手を氷漬けにする。

撃破されても直ちに復活する。

その他能力

蜘蛛糸拘束

使用話:第32話

ドールリカとの初対面時に使用。

初期に使用された能力のためか拘束力はさほど強くなく、ドールリカはライトスピナーで蜘蛛の糸を切断し自力で脱出した。

瞬間移動

使用話:第32話~第45話の全て

主にドールランド~人間界間の移動、戦闘時の攻撃回避などで使用する。

一度紫色の渦(FF5のリクイドフレイムの渦形態に近い)になり、しばらくその場で渦巻いた後、霧散してその場から消える、という演出がほとんどであるが、黒い渦を身体の前に出して消える(第41話)など全く違う演出になることもある。

また、予備動作無しで突然近くに現れる(第43話・第45話)こともある。

指からビーム

使用話:第32話・第35話・第36話・第41話・第43話

右手人差し指から赤い光線を放つ(第32話のみ左手指からも使用)。効果はシーンによって様々。

  • 影に光線を当てることで影の持ち主のドッペルゲンガーを生み出す(第32話)
  • ステンドグラスを焼く(第35話)
  • ドールリカのライトスピナーを弾く(第36話)
  • ドクタースケアクロウの額に光線を当てて洗脳する(第41話-1種類目)
  • ドールリカ及びドールイサムの身体に光線を当てて拘束緊縛)する(第41話-2種類目)
  • ドクタースケアクロウの突進を弾く(第41話-3種類目)
  • リカ達を閉じ込めたシャボン玉にビームを当てることで射出しビーチバレーを楽しむ(第43話-1種類目)
  • ドールイヅミのライトサークルを弾く(第43話-2種類目)

以上の効果が少なくとも確認されている。

なお、第43話では篠原スミレを怖がらせるためにミスティが指を向けてビームを出す振りをするシーンがある。

ドッペルゲンガー

使用話:第32話

指からビームで生み出したドッペルゲンガーを自在に操る。ドッペルゲンガーはオリジナルに対し同じ動きを強制させたり、口を塞いだり、攻撃を仕掛けたりする。

ドールイヅミのドッペルゲンガーはオリジナルから武器(ライトサークル)を奪って自身の武器として使用することも出来る。

吐息

使用話:第33話

ミスティが扉に向かって息を吹きかけると、扉が閉まり鍵がかかる。

(念力の一種と考えられるが、別項目として記載)

念力

使用話:第33話・第34話・第35話・第36話・第38話・第39話

物体に手を触れずに動かす能力。作中ではピアノや車なども動かしている。

溜め動作の後に使用すれば、ドールナイツも動きを封じて放り投げることが出来る。

戦闘時以外も、姿は見せずにポルターガイストを発生させるなど、恐怖を演出するために念力を使用することがしばしばある。

ミスティの仕業と考えられる怪奇現象の例として、以下が挙げられる。

  • 誰もいないはずの鐘楼から鐘が鳴る(第35話)
  • 結婚式の飾りつけ用のリボンが悪魔の顔のようになる(第35話)
  • 香山織江のデザイン画が宙を舞う(第36話)
  • 車が突然激しく振動したり回転したりする(第39話)

発動時にミスティの腕や身体が光ることがある。(何の兆候も無い場合もある)

なお、ミスティが常に空中浮遊しているのも念力の一種と考えられるが、上記の使用話には含めていない。

洗脳

使用話:第33話・第41話

作中の洗脳対象はカトリーヌおよびドクタースケアクロウ。

身体能力の増強やバリアなどの強化を付与することも出来る。

ミスティが目を光らせることで発動(対象がミスティの目をまっすぐ見ている必要は無い)。

または、指からビームを額に当てることでも洗脳することが出来る。

催眠術

使用話:第34話

対象を強制的に眠らせる(DQのラリホーと同じ効果)。

ミスティが対象を指さした状態で目を光らせることで発動。

または、魔法で作り出した花の香りを嗅がせることでも眠らせることが出来る。

異空間

使用話:第34話・第35話・第36話・第38話・第39話・第41話・第43話・第44話・第45話

ミスティ(またはその眷属)が生み出す、人間界でもドールランドでも無い異空間。ドールナイツとの闘いは大体ここで行われる。

薄い赤紫色の霧に包まれたような感じの異空間であることが多いが、登場シーンによっては別の色の時もある。

上下左右が全て霧に包まれている場合もあれば、床はそのままで床から上だけが異空間となる場合もある。

テレパシー

使用話:第34話・第36話・第41話

心で考えている内容を(言葉や身振りなどを使わずに)相手に伝える能力。

ミスティが姿を隠している時や、虫化などで変身している時に使用している。

魔法の鏡

使用話:第35話・第41話

鏡を通して離れた相手と会話する。鏡から手を出して指からビームなどの直接干渉も可能。

他者変身も併用して、鏡に映る自分が突然喋り出す、といった怪奇現象の演出にも使用している。

物体移動(アスポート/アポート)

使用話:第35話

自分自身以外の物体を離れた所に移動させる。

第35話で花嫁を誘拐した際に使用していると考えられる。

アスポート(手元から離れた所に移動させる)かアポート(離れた所から手元に移動させる)かは作中描写のみでは不明。

(花嫁が消えた時点ではミスティがどこにいるか不明なため)

状態変化(ステンドグラス)

使用話:第35話

対象をステンドグラスに閉じ込め、ステンドグラスの一部とする。

閉じ込められた対象の自由はおそらく無い。

手からビーム

使用話:第36話

指からビームの拡散攻撃版。

ピエールの曲により弱体化したミスティに対しドールナイツが追い打ちしようとした際に、ミスティが掌から放った。

空中浮遊(偽装版)

使用話:第37話

ピンク色の球体を作り出し、中に自身と対象が入りそのまま自由に飛行する。

ミスティがドールリカに化けた際に使用。

この能力を使わずともミスティはリカを捕獲して飛行することが可能なため、自身をドールリカと信じさせるための偽装演出と考えられる。

幻術

使用話:第40話・第42話・第44話

対象に幻を見せる。

崖を地面のように偽装したり、木を化物のように見せかけたり、博物館で偽りの展示会を開催したりと、大規模な幻を見せることが出来る。

植物操作

使用話:第40話

植物の蔓を触手のように操り、相手を攻撃および拘束する。

光弾

使用話:第40話

掌を挙げてエネルギーを溜めて放つ。

地面に当たると地割れが発生する。

時間逆行(時間操作

使用話:第42話

第42話冒頭でミスティがデヴォールに対して宣言した「今夜中にリカを捕まえる」を実行するために使用した大技。

人間界が映る水鏡に向かってミスティが指を反時計回りに回すと、人間界の時間がどんどん逆行する。

逆行中は時計の針が反時計回りに回転し、破れた日めくりカレンダーも元に戻る。

そして、逆行が完了すると戻った時間分、人間界の住人の記憶はリセットされる。

ただし、反時計回りに回転している途中の時計の針を何らかの方法で停止させると、時計を停止させた人物に対する時間逆行はキャンセルされる(記憶がリセットされない)という欠点がある。

閉じ込めシャボン玉

使用話:第43話

対象をシャボン玉の中に閉じこめる。

閉じ込められた対象が中を自由に動くことは可能であるが、自力で外に脱出することはおそらく不可能。

また、ドールナイツの召喚を封じる効果もある。

さらに指からビームを当てることで、シャボン玉を勢いよく射出することも出来る。

ミスティはビーチバレーと称して、閉じ込めたリカ達を射出して遊んでいた。

閉じ込め(水晶)

使用話:第44話

対象を水晶の中に閉じこめる。

閉じ込められた対象が中を自由に動くことは可能であるが、自力で外に脱出することはおそらく不可能。

ミスティがドールナイツとの闘いをリカ達に観戦させるために使用した。

なお、ミスティが指パッチンすることで、任意のタイミングで水晶を破壊することも可能。

氷漬け

使用話:第44話・第45話

対象を氷漬けにする。

氷漬けにされた対象の自由はおそらく無い。

ミスティが氷漬けにする手段は以下の通り。

  • 対象に触れて目を光らせる(第44話)
  • 掌から発射する氷のつぶてを対象に当てる(第44話)
  • 悪魔羽で風を発生させた上で指パッチンで冷蔵庫を開けることで吹雪を発生させ、部屋にいる複数の対象を氷漬けにする(第45話)
  • 召喚した氷のドラゴンの冷気を対象に当てる(第45話)

悪魔羽の強化

使用話:第44話

背中の羽のトゲを巨大化させて突進する物理攻撃である。

この攻撃により、ミスティはドールリカをあと一歩で倒すところまで追い詰めている。