概要
デジモンシリーズの究極体デジモン・ウォーグレイモンの必殺技で、周囲のエネルギーを球状に圧縮して放つ技である。シャイングレイモンのグロリアスバーストも似ているが、どちらもアニメではによっては光線状になっている。
機動が直線的な為避けやすいのか良く躱される。
デジモンアドベンチャー:では球体のサイズが回避困難な程大規模なものになっており、地上に多数いる敵デジモンを森ごと焼き尽くす程の高範囲・高威力となっている。また、片手で生成して掌底突きとしての発動も可能。
なお、ズィードミレニアモンを倒した際のガイアフォースは状況や演出からほぼ完全に「元気玉」であった。
エンシェントグレイモンの必殺技ガイアトルネードが原点だろうか。
ブラックウォーグレイモン
本質的にはウォーグレイモンの物と同じであるが、こちらは「負のエネルギー」を凝縮しているので色が紅い。02本編ではホーリーストーン破壊など、かなり多用されている。
ウォーグレイモンX
こちらは空間のエネルギーではなく、地面を割ってマグマのエネルギーを凝縮して放つ。そもそも名前の由来が地母神であり、グレイモン種初の究極体である『エンシェントグレイモン』の必殺技ガイアトルネードも大地のエネルギーを集めて放つ設定になっていたりするなど、こちらの方が原点に近い発動方法だと言える。
同じように水を凝縮する「ポセイドンフォース」という派生技もある。(どっちも使用する場所が限定される上に溜めが長いので却って弱体化してる気もするが…)
ブラックウォーグレイモンXが暗黒のガイアフォースを連続で放つ技は冥界の神に擬えて「ハデスフォース」と呼ばれる。
使う場所によって名称が変わるのだとすると、むしろこれまでの『ガイアフォース』は大気からエネルギーを集めていたのだから『ウラヌスフォース』の方が正しいんじゃないか?というツッコミが出てくるのだが、あくまでもウォーグレイモンのあの技は『ガイアフォース』なのである。
これらの技に続くように究極体相当のグレイモン系の技には何かと「ガイア」という名称が付くようになった。
- ガイオウモン:『ガイアリアクター』(大気中のエネルギーを爆発させる技)
- エンシェントグレイモン:『ガイアトルネード』(大地の気を集めた竜巻)
- ビクトリーグレイモン:『トライデントガイア』(ドラモンブレイカーを手甲に装着し、エネルギーを放つ)
- アグモン(勇気の絆):『ガイアブレイブ』(勇気のエネルギーを火炎弾に変換して放つ)
一方で、カイゼルグレイモンはガイア系の技こそ使用しないが、大地に流れるエネルギー『龍脈』の力を操るという設定が、シャイングレイモンは光エネルギーを集めて必殺技を放つという『ガイア』の名こそ関してはいないが、原理は似通った技を使うなど異なる形で『ガイアフォース』の遺伝子は受け継がれている。
なお、ブリッツグレイモンの必殺技はエネルギーを収束して技を放つのではなく、機械兵器から電撃を放つ『プラズマステーク』に、ジークグレイモンの必殺技が爪での一撃を見舞う『ファイナルストライクス』になっていたりとこの法則が当てはまらないグレイモン系も見られる。
関連イラスト