曖昧さ回避
キャラクター名
植物のナデシコ
ナデシコ属の植物の総称、またはその中の一種：カワラナデシコのこと。
カワラナデシコは「ヤマトナデシコ」の異名もあり、古くは「常夏」ともいった。
秋の七草の一つである。
カーネーションもナデシコ属であるが、あまりナデシコとは言われない。
花言葉は、思慕・純愛・才能・無邪気・大胆・快活・女性の美など。
「撫でし子」と語意が通じることから、しばしば子供や女性にたとえられ、和歌などに多く参照されている。
グリム童話「なでしこ」
グリム童話に「なでしこ」という話があり、あらすじは「願ったことが何でも本当になる力を持った王子が、女の子をなでしこの花に変えて城へ持ち帰り、再び元の姿に戻して結婚する」というもの。女の子の美しさや王子との純愛などから、この物語が花言葉の由来になったとされる。
なお、初版のみ城に着いてもすぐには結婚せず、
- 王子が部屋にいる間だけ一時的に女の子を人間に戻し、部屋を出るときはまた花に変える。
- 普段は女の子をなでしこの花に変えたまま、水の入ったコップに挿して(皆に見えるように)部屋の窓際に飾っておく。
といった特有の描写があるが、第二版以降はこれらの描写のない話に差し替えられる。
※詳細はなでしこ(グリム童話)を参照のこと
