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アウストラロヴェナトルの編集履歴

2022-01-10 16:10:51 バージョン

アウストラロヴェナトル

あうすとらろゔぇなとる

白亜紀後期のオーストラリアに生息した中型の肉食恐竜。アウストラロベナトルとも。

概要

白亜紀後期のオーストラリアに生息していたカルノサウルス類メガラプトラに属する獣脚類

学名の意味は「南の狩人」 。

ティタノサウルス類ディアマンティナサウルスウィントノティタンと同じ場所で化石が発掘された。


発見された化石は断片的だが、肋骨手足下顎などが確認されている。前肢が著しく発達しており、純肉食恐竜としては体に対する前肢の比率が最大級であった。

2015年にはCTスキャンした3Dデジタルモデルを用いた研究で、前肢の可動範囲はティラノサウルスアロサウルスより大きく、ドロマエオサウルス科と同程度であったらしいことが分かっている。

長く重いとの釣り合いを取るためは長かったと想像され、発達した脚の筋肉がつくことによって驚異的な速度で走れたとする研究者もいる。

当時のオーストラリアは寒い地域も多かったため、多くの脂肪がついていたとする意見もあるが不明。


グアリチョなどとの比較から、よりアロサウルス科に近い種とされたが、グアリチョの分類が二転三転しているため現在あまり支持されておらず、メガラプトルの仲間ではないかと言われている。

余談ではあるが、「南極アロサウルス」などと呼ばれていたオーストラリアの獣脚類(通常オッシー)はアウストラロヴェナトルかそれに近縁なメガラプトラであると考えられている。


関連タグ

獣脚類

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