もしかして:エターナ・フレイル
概要
棍棒状の持ち手と打撃部分である「穀物(からもの)」を鎖や金属の輪、あるいは革紐などで繋いだ形状。
大きく二種に分かれ、持ち手部分は片手持ち用の比較的短い『ホースマンズ・フレイル』と、両手持ち用に長い物『フットマンズ・フレイル』に大別される。
また穀物は棒状であったり分銅状であったりと、幾つかバリエーションが存在する。
中国では「梢子棍(ショウシコン)」と呼ばれ、多節棍の一種に分類される。
古代エジプトにおいては元の農具が農業の象徴として、牧畜の象徴である羊飼いの杖とともにファラオ像の手に握られている。
本来は鎖や革紐の「しなり」によって打撃の威力を上げた武器であり、鎖の長さはあまり長くない。
威力が高く射程が少し長いが、扱いが難しい棍棒といったところか。
棘付鉄球状の穀物を持ったものは特にモーニングスターと呼ばれ、区別される事が多い。