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敵は本能寺にありの編集履歴

2022-03-01 19:34:01 バージョン

敵は本能寺にあり

てきはほんのうじにあり

明智光秀が本能寺の変を起こす際に発したとされる台詞、または映画及びテレビドラマのタイトル。

概要

江戸時代中期に記された『明智戦記』の中にある台詞とされるが、信長から毛利家討伐を命じられていた光秀謀反を起こす際、実際にこう発したのかどうかは不明である。

転じて、「真の目的目標は別の場所にある」という意味のことわざとしても定着している。


惣右衛門覚書

本能寺の変に参加した光秀配下の本城惣右衛門による覚書によると――


毛利輝元討伐のために備中へ進軍する途上、突然に上から京都へ行き先を転じるとだけ言われ、惣右衛門は徳川家康がちょうど上洛していたことから家康を討つものと思ったという。

そして、着到した寺院の堂内に入ったが、白い着物を着た女一人を捕らえたのみで侍は一人も見当たらず、女から「上様は白い着物を御召しになっておられます」と聞いた際も「上様」が信長のことを指しているとは思わなかった。


――と述べており、光秀が謀反を近臣以外には告げず秘密裏に本能寺まで軍を進め、告げぬままで攻撃に及んだ可能性が高いことから、言ってないとする説が濃厚とされている。

創作物

いずれも本能寺の変を取り扱った作品である。

(ことわざとしての)同義語

十王が勧進も食おうがため

関連タグ

本能寺の変 明智戦記 織田信長 明智光秀

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