概要
ギンガ団本部の向かいにある食堂「イモヅル亭」の店主で、イモモチを主に提供してくれる。
当初は部外者である主人公に冷たい態度を取っていたが、ギンガ団入隊を果たし調査に尽力するにつれて態度を軟化させていく。
大きな任務を果たした後は、彼の店でイモモチを食べて英気を養うのがお決まりである。
イモモチの原料であるケムリイモに目がなく、主人公が所持していると1個100円で売ってくれないかと訪ねてくる。
ショップでの売値では75円なためお得ではあるのだが、ポケモンの捕獲に便利なめかくしだまの材料になるため売買は慎重に。
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以下、ネタバレ
ネタバレ
「貴様がキングを鎮めたときいて 血が騒ぎ 心が震えたぞ」
「使うこともなく衰えていくシノビの技 最後にふるまう相手が現れよったと!」
その正体はデンボクの懐刀であるシノビ。
「イモヅル亭」の店主をしていた時とは打って変わり、白い忍び装束に身を包み主人公の前に立ちはだかる。一人称が"わし"から"拙者"となり、口調もシノビらしいものへと変化する。
デンボクとは共通の過去を持つ同郷であり主従関係にある。また、ギンガ団は彼ら2人から始まったと言っても過言ではない。
出身の詳細は不明だが、デンボクの素の喋り方やムベがシノビであることから、かつて忍の隠れ里と呼ばれたジョウト地方のチョウジタウン付近ではないかと考察されている。
主であるデンボクの障害となる者を処理する事が本来の彼の役割であり、デンボクを追いかけ天冠の山麓にやってきた主人公を始末するために正面からバトルを挑んでくる。しかし勝利後の台詞から、トラウマにより我を失いかけているデンボクの事を気にかけており "主人公に賭けてみたい"という想いも伺える。バトル後は主人公の強さを認め「貴様の強さで助けてやれ」「とびっきりのイモモチをたらふく食わせてやるからのう」という言葉を主人公に投げかけ、後を託し道を譲った。
口ぶりからデンボクと共に天冠の山麓に来たように思えるが、実は主人公が赤い鎖を持ってコトブキムラに帰還した時にもイモヅル亭の前におり、その際には複雑な心境を口にしている。
余談だがストーリー中に村人からムベが過去の話を一切してくれない事や一人でポケモンに襲われる事もなく材料を取ってくる話が聞く事ができる。そして、テル(ショウ)がめかくしだまのレシピを教えてくれる際に「ムベさんから教わった」と言っている事から、ムベが正体を明かす前でも何かを隠している事が推測できる。
エンディング以降ではムベの友人を名乗る村人から彼の正体に驚いていると聞くことができ、シノビである事は隠していない様子。
また、普段はほっかむりで隠れていた髪型や、エルレイド・サーナイトを使用することからミツルの先祖とメタ推理できる(それ以前は飲食店経営の緑髪という点からデントとの関連を見出す説もあった)。エンディング後は「暖かいところ」に行くことを示唆するセリフもある。また、かちぬき道にて勝利した際には「拙者に勇気と元気をくれたポケモンのためにも勝利したかった」というチャンピオンロードでのミツルの台詞を連想させる言葉を口にする。
天冠の山麓で主人公に敗れた際にはシノビの術が時代と共に消えていく事を憂いていたが、故郷とヒスイ地方旅先には後に忍者の文化がしっかり根付いている。
また、追加ストーリーの「ヒスイの夜明け」ではセキがムベにシノビの技と料理を教えてもらうために弟子入りの真似事をしているという話も聞ける。
手持ちポケモン
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キョウ(トレーナー)、アンズ(トレーナー):忍者なポケモントレーナー。