CV:藤原夏海
人物
「スプリガン12」の一人で、古の時の都・ミルディアンの末裔。別名「戦乙女」。「戦妃」とも。
国の紋章は左足と右の肩当てにある。
右腕に防具、左手に羽根のような飾りを付け、腰にコートを巻いた戦場を駆け巡った女神を通り名に持つ金髪の女騎士。
ブランディッシュ・μとは「ランディー」「マリー」と呼び合うが、互いに「思ったことをすぐ口に出す」「かわいくない」という理由から嫌いあっている(そういう意味では気が合うとも語っているが)。
活躍
イシュガル侵攻時にはワール、ナインハルトと共にフィオーレ南方のハルジオン近海から攻め込み、ハルジオンを制圧した。
そこでブランディッシュと同じ前髪を持つカグラの服だけを切り裂いて辱め、翌日には回復役のシェリアを狙うも駆け付けたウェンディに阻まれ、魔法で時間を止めて彼女らを殺そうとするがウルティアの介入で失敗。「ゴッドソウル」を発動してウェンディ達を圧倒するが、ウルティアによって第三魔法源を解放したシェリアの滅神魔法の前に敗れた。
妖精の尻尾に一時期捕えられ、散々ブランディッシュを「捕囚の憂き目に遭い生き恥を晒した」などと愚弄していた過去の自分を思い出して落涙し、自力で脱走した後にラーケイド・ドラグニルと合流を果たす。過去の所業を悔いて再会したブランディッシュに抱き付いて泣いて詫びを入れ、スプリガン12全員での殲滅戦に参加した。
…のだが、ブランディッシュが戦いのうちに丸くなっていくことに嫌気がさして彼女をあっさりと見限り、ナツとルーシィを捕獲すると再び時間を止めてルーシィに暴行を働くが、静止した時間の中を動き回る暴挙に出たナツに一撃で倒されてしまう。
その後またも捕縛され、ナツからは「ルーシィを殺そうとしていたと勘違いしてあんなことしてゴメン」などと気を使われていた。
ユニバースワンが解除されたのち、ブランディッシュに小さくされて彼女とともに戦場を後にした。ナツにぶちのめされたことが重度のトラウマになったため、戦いを忘れて農園で穏やかに暮らしていることがルーシィと再会したブランディッシュの口から明かされている。
接収(テイクオーバー)
ゴッドソウル
時の神・クロノスと一体化した状態で、髪が逆立ち黒ずんだ体に黄色い紋様が現れた姿になる。想像を絶する魔力を持ち、巨大な爆発を起こしたり指先からレーザーを撃つことができる。
元々ミルディアンに祀られていたクロノスをその末裔たるディマリアが接収したもの。
アージュ・シール
時を封じ、その止まった時間の中で自分だけが動ける魔法。本人曰く「絶対に負けない最強の魔法」で、これまで神速の剣技のように見えていたのも、実際はこの魔法によって封じられた時の中での出来事だった。
アージュ・スクラッチ
「ゴッドソウル」時に使用。相手の体に刻まれた痛みを思い出させる。