クチサケ

くちさけ

都市伝説で語られた「口裂け女」の略称をカタカナ表記したもので、『女神異聞録ペルソナ』に登場した者にこのタグが付けられる。

曖昧さ回避

実は正確にはひらがなの「くちさけ」で種族は悪霊。

LV34と種族内でも上位の悪魔で、中盤後半のダンジョン「マナの城」に出現する。

初出は『真・女神転生if...』で、スピンオフとして制作された本作用にクォータービューのドット絵が描かれた、大きなマスクに鎌を持ったロングコートの妖女という姿で登場した。

なお戦闘アニメーションでは、頭部が口裂けというレベルではないほどの、大きな口を持った怪物に変形するのでギョッとする。

特筆すべきは、複数体で出現した上で呪殺系全体魔法「マハムド」を連発してくる極悪なスキル構成で（今作では即死ではなく呪殺属性のスリップダメージ付与であるがそれでもキツい）、多くのプレイヤー達を全滅させてトラウマを与えた。

呪殺系に耐性を持つペルソナや防具もあることはあるが、このダンジョン突入レベルでは対策しきれないことが多いために、ここで心が折れたプレイヤーが多かったと思われるのである。

戦闘回避する方法の一つとして会話で機嫌を良くすればよいが、性格が「陰気・強気・短気・高慢」と非常に気難しいので、南条くんの皮肉、ブラウンのナンパ、レイジの手品などを駆使して喜ばせることでスペルカードを手に入れてやろう。

今作中の似たような例として、こちらを瀕死にする「デスティカ」を連発してくる夜魔ヒノエンマの群れや、全体即死の「ヘルズアイ」を掛けてくるボス・死神タナトスなども印象深い。