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猿渡哲也の編集履歴

2022/03/20 01:45:57 版

編集者:へるすぃー

編集内容:なにっ誤記を修正!

猿渡哲也

さるわたりてつや

猿渡哲也は日本の漫画家っス。代表作は「高校鉄拳伝タフ」などと考えられるけど、実は多作で描く内容も格闘漫画に留まらないんスよ。忌憚の無い意見ってやつっス。

概要なんだ、悔しいだろうが仕方ないんだ

1958年6月25日生まれ、福岡県大牟田市出身、兵庫県姫路市育ち。高校中退後職を転々とし、21歳の時東京の親戚の所に行くついでに初めて描いた漫画を集英社に持ち込む。

1981年、第21回手塚賞準入選(『ショット!』、棚渡哲也名義)。

平松伸二や本宮ひろ志のアシスタントを務め、『海の戦士』(『週刊少年ジャンプ』)でデビュー。

非常に緻密な人体描写が特徴で、また多くの格闘技漫画打撃や投げ技による攻防を主とする中で関節技でも迫力ある攻防を見せることができる希少な漫画家

また、キャリア前期に発表した力王はビジネスジャンプのバトル漫画の方向性を決定付け、登場人物がベガの直接のモデルになったという点においてもその功績は大きい。

・・・なのだが、本人も認めるよく言えば思いきりがいい、悪く言えば適当な性格がそのまま出た作風で、ガバガバかつコロコロ変わる設定、滅茶苦茶な時系列、キャラの性格崩壊と立ち位置の激変、キャラや設定が無かったことにされる、登場人物の殆どに取ってつけたような悲しい過去、といった展開(通称:猿展開)が凄まじい速度で繰り返される。

殊更厄介なのは、これだけ無茶苦茶な内容なのに何だかんだで面白いものに仕上げてしまえるところである。この魔性の魅力に憑りつかれてしまった読者からは「面白いんだけど俺は何を読まされてるんだろう?」「猿先生何も考えてないと思うよ」「きさまーっ猿先生を愚弄するかーっ!」と日夜弄られ続けている。

言ってしまえば作品が放つエネルギーのみで読者を魅了するタイプの作家である。登場キャラクターたちも尋常ならざる濃さを誇っており、彼らの熱き生き様こそが猿渡作品のキモとも言える。

また、人間誰しもが抱くであろう悪意を的確に描き出すことでも知られており、作品に登場する悪役キャラたちもどこか身につまされるようなリアルな内面を持っている。

そういったことも含めてファンことマネモブ(アシスタントが描くモブ・キャラクターが生気のないマネキンに見えることが由来)からは「猿先生」と愚弄・・・もとい尊敬されている。

どの世界にも通じることやが…中身のないヤツが作品リストを誇る!

  • ドッグソルジャー ※1989年にオリジナル・アニメ化。
  • ザ・ハード ※1989年にオリジナル・アニメ化。
  • あばれブン屋
  • SOUL
  • BAD POLICE
  • ジャングル・キング
  • 海の戦士 ※デビュー作
  • 異形人おに若丸
  • Mr.ホワイティ(原作・北芝健)
  • 力王 RIKI-OH(原作・鷹匠政彦) ※1989年と1990年にオリジナル・アニメ化、1991年には香港で実写映画化。
  • ダムド-DAMMED(原案・門脇正法)
  • DAN-GAN(原作・梶研吾)
  • 高校鉄拳伝タフ※2002・2004年にオリジナル・アニメ化。
    • TOUGH
    • タフ外伝 OTON
    • TOUGH外伝 龍を継ぐ男
  • ダムド
  • DOKURO -毒狼-
  • 傷だらけの仁清
  • Devils×Devil デビルズデビル -Kiryu in Paris
  • ロックアップ(『漂えど沈まず』より改題)
  • GOKUSAI
  • Rūnin
  • ZIG(原作・長崎尚志)

御関連タグだあっ!

キン肉マン

彼岸島

平松伸二:アシスタントに来ていた猿渡の漫画を見て当時のジャンプには強力なライバルが何人もいたがいずれも自分のテリトリー(作風)を侵す存在ではなかったが猿渡には自分とお同じ「臭い」を感じさらにその高度な画力に嫉妬。このまま成長すればいずれ自分のテリトリーを侵す存在になると殺意まで抱き寝ている猿渡を殺そうとするがかろうじて思いとどまる。(注・自伝漫画「そしてボクは外道マンになる」の話です)

船木誠勝:アニメ化された「ザ・ハード」「高校鉄拳伝タフ」に出演。

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