概要
ボブ・ハニー(Bob Haney)とニック・カーディー(Nick Cardy)によって生み出された。初登場は1967年の『Aquaman #35』。アクアマンの宿敵。
マンタレイをモチーフにした潜水艇を所有し、海底人に匹敵する水中での活動に特化したハイテク潜水服と、ジェットパックや小型ミサイルなどの装備を持つ。巨大な眼を持つヘルメットからは破壊光線を射出することができる。
トレジャーハンター兼傭兵で、その活動中に不幸な偶然が重なった結果それぞれの父親を死に至らしめてしまったことから互いを親の仇とみなして敵対するようになった(事情は時期によって異なっており、海底人に誘拐され人体実験をされた過去、または幼少時の虐待経験からくる歪んだ性格からアクアマンを敵視するようになったという設定もある)。
映像作品
映画
演じたのはヤヒヤ・アブドゥル=マティーン2世、日本語吹き替えは濱野大輝。
2018年公開の実写映画。
親子二代の海賊で、オーム王(オーシャンマスター)に唆されて米軍の最新鋭潜水艦を襲撃するも、救援に現れたアーサー(アクアマン)に返り討ちに遭う。その際、父親が潜水艦に格納された弾頭弾の下敷きになるも、悪事を働いたことを理由にアーサーから救助を拒否され、父親に諭されて独り逃亡する。
半ば自業自得に近い境遇ながら、父を男として強く尊敬していたためアクアマンへの復讐を決意。真のアトランティス王の証である「黄金のトライデント」の手掛かりを探してシチリア島に上陸したアーサーとメラを、オーム王から提供された最新鋭の戦闘スーツと彼から貸し出された精鋭部隊でアーサーを追い詰める。
しかしあと一歩のところで反撃に遭い、崖から破壊光線を暴発させながら落下し、そのまま退場となった。
その後、ミッドクレジットシーンで海を漂流していたところをアトランティスの実在を信じる科学者・スティーブ・シン博士に助け出され、シン博士の隠れ家で治療を受けているのが描写された。
アニメ
声はマイケル・ビーチ
声はケビン・マイケル・リチャードソン、日本語吹き替えは松本大
声はカリー・ペイトン
アクアラッド(カルダラーム)との因縁が描かれる。
ジャスティス・リーグ:アトランティスの進撃
声はハリー・J・レニックス
実写映画『マン・オブ・スティール』で大佐を演じていた俳優。
スーサイド・スクワッド:ヘル・トゥ・ペイ
声はデイブ・フェノイ
ゲーム
DCコミックスのキャラクターで戦う対戦型格闘ゲーム。
ブラックマンタもプレイアブルキャラクターとして登場している。
DCアンチェインド
2018年から配信されているDCコミックスのキャラクターで戦うアプリゲーム。
関連イラスト
関連タグ
マンタ / 潜水服 / ドライスーツ / トレジャーハンター