あらかじめ料金などを前払いしておいて、そこから支払いを行う形式のカードのこと。
「前もって(Pre)支払う(pay)」のでこの名称がついた。
商品券と違い、残額がゼロになるまで繰り返し利用可能である。使い捨てのものだけでなくリロードできるもの(電子マネーに近い)もある。
利用者には小銭を持ち歩く必要がない・軽くて持ち歩きしやすい・カードによってはプレミアムがつくなどのメリットが、発行者には全額使われないまま期限を迎えるカードがあること・使用完了までの間に資金運用が可能などのメリットがそれぞれある。
日本における最初のプリペイドカードはテレホンカードである。黎明期から中期までは磁気でデータを記録するタイプが圧倒的に多く、高額カードを中心に偽造が行われやすかった。近年はICカードタイプのプリペイドカードも増えている。クレジットカードのブランドのプリペイドカードタイプになった基本的に審査のいらないクレジットカードも存在する。機能や一部決済の仕組みはクレジットカードとは決済処理のシステムが異なる。
主なプリペイドカード
ここでは日本の企業が発行するものを掲載する。
- 図書カード
- QUOカード
- テレホンカード(通話料の支払い)
- Vプリカ
- オレンジカード
- ハイウェイカード
- バンドルカード
- プレイステーションストア(プレイステーション3、プレイステーション4、プレイステーション5で使っているPSNアカウントの残高追加用のカード)
- ニンテンドープリペイドカード
- GooglePlayカード(Googleペイメント合同会社のGooglePlayの残高追加用のカード)
- AppStoreカード(Apple.incのプラットホーム向けの残高追加用のストアカード)
- WebMoney
- steamストアカード
- Netflixカード
- Amazonギフトカード
- AmazonPrimeカード