プリンス・オブ・ストライド
ぷりんすおぶすとらいど
概要
本当にカッコいいのは、本気になったヤツだけ。
架空のエクストリームスポーツである「ストライド」をテーマに、高校生たちの青春を描くメディアミックス作品。ビジュアルノベル、PSVita用ゲームソフト、ドラマCDなどが展開されるほか、2015年にはアニメ化もされた。(ゲーム版は恋愛アドベンチャーに分類される。)
スポーツの熱さ、本気の男子のかっこよさ、人を好きになる切なさを正面から描く、青春疾走ストーリー。
ストーリー
6人1チームで街を駆け抜けるエクストリームスポーツ――それが「ストライド」。
主人公・桜井奈々はWebで見つけたストライドの試合動画にすっかり魅せられてしまい、東京の方南学園に入学する。しかし方南学園のストライド部は廃部寸前、勧誘に応じる生徒もほぼ皆無という状態だった。
それでも諦めきれない桜井奈々は、同じくストライドをやるために方南に入学した藤原尊とともに勧誘に勤しみ、やがて八神陸の入部とともに方南ストライド部は復活。
こうして揃ったメンバーとともに、高校ストライドの東日本大会「エンド・オブ・サマー」優勝を目指す。
ストライドとは
パルクールをモデルとし、それに駅伝を組み合わせたような架空の競技である。
5人のランナーが街中に設置された約400mの障害物のあるコースをリレー方式で全力で走り、「リレーショナー」と呼ばれる指揮者の指示により、ハイタッチを交わすことでリレーをつなげていく。
ランナーは直前まで次の走者の見えない位置に置かれるため、定められた区間の中でリレーをつなげるにはリレーショナーの指示が不可欠となる。
コースは街中に設置されるため、ストライドの試合があるときは街中がフェス(祭り)のように沸き立つ。
特に東日本大会「エンド・オブ・サマー」(EOS)は、多くの若者たちが憧れる、スポーツと文化の一大イベント。
登場人物・学校一覧
詳細は学校別ページ、およびキャラクター個別ページを参照のこと。
☆印は、ゲームにおける攻略対象をあらわす。
方南学園
東京都。本作の主人公となる学校。去年まではストライドの強豪校だったが、ある事件により休部状態となった。一年生であるヒロインたちが入部してから、再び活動を開始する。
ストライド部レギュラーメンバー
一条館高校
北海道。勝つためには手段を選ばないような作戦で方南学園に挑む。新設されたばかりのチームだが実力は確かで、姫宮悠李は強化指定選手としてストライド協会会長からも目をかけられている。
ストライド部レギュラーメンバー
長嶺高校(アニメ未登場)
新潟県。ストライド部は現在の部長の入学を期に創設されたばかり。大会には地元から応援団が駆けつける。試合直前まで温泉に入浴していて遅刻しかけるという、ややマイペースなところもある。
ストライド部レギュラーメンバー
アニメ「プリンス・オブ・ストライドオルタナティブ」
ゲーム版のストーリーを1クールに濃縮したものとなるが、アニメでは八神陸が主人公に据えられている点がゲームとの大きな違いである。ゲームで扱われた恋愛要素は排除され、少年たちの青春とスポーツへの情熱を扱う作品となっている。
なお、公式ポータルサイト内で、ゲーム版とアニメとの相違点を比較解説したページ「教えて!歩くん」が公開されている。
■ 監督:いしづかあつこ
■ シリーズ構成:岸本卓 ■ 編集:木村佳史子
■ アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:王國年 ■ 音響監督:明田川仁
■ 美術監督:山根左帆 ■ 音楽:藤澤慶昌
■ 美術設定:金平和茂、綱頭瑛子 ■ 音楽制作:KADOKAWA
■ 色彩設計:大野春恵 ■ アニメーション制作:マッドハウス
■ 撮影監督:川下裕樹 ■ 製作:POSA製作委員会
■ 3D監督:廣住茂徳