概要
ガンダムブレイカーバトローグに登場するガンプラ。本作初登場。
ビルダー及び搭乗者はマハラ・ケンタロウ。
ガンダムバルバトスの改造ガンプラだが、ケンタウロスを彷彿とさせる姿をしており、製作に2基のガンダム・フレームを使用している。これはガンダムキマリストルーパーのトルーパー形態から着想を得たものらしい。
カラーリングはバルバトスとは真逆の黒。
武器はハンドガンにもなるツインブレードと、太刀。レクスのものと形状が異なるが、テイルブレードも搭載されている。
この他にもダインスレイヴを発射する弓矢も使用し、弦のエフェクトがリミッター解放時の閃光と酷似している。これを撃つ弓を『電磁投射大弓』と呼ぶため、閃光も含めどうやら発射の原理はビームではなく、本家鉄血のダインスレイヴと同じレールガン形式のようだ。
つまりこのバルバタウロスは鉄血のMSであることを大事にするため、ビーム兵器に該当するものを搭載しないことを徹底したガンプラということになる。
何気に初となるガンダム・フレームの改造ガンプラである。
(ちなみにガルバルディリベイクは外見こそグシオンリベイクモチーフだがベースはガルバルディβである。)
ガンダムバルバリック
ガンダムバルバタウロスに再改造する前のマハラのガンプラ。この時点では、ガンダムバルバトスをベースとした普通の2本足の改造ガンプラだった。
色は部分的に黒を配置した白と赤で、下記のイラストがイメージに当てはまる。
我こそはと乗りこんだ全米大会でナギツジ・タクマに敗れ、あまりの悔しさとやり場のない憤りが一方的な恨みに変わってしまい、試合中に折られた左のアンテナを(シミュレーション上のため実際には折れていないにもかかわらず)自ら切断、復讐のために今の姿「ガンダムバルバタウロス」へと改造された。
名前のバルバリックは「抑制されていない」「荒く豊かな」を意味する。
ガンプラ
2022年1月15日にはHGシリーズで遂にガンプラ化。
オプションも豊富で、ケンタウロス型に合体させるという構造上どうしても不完全ではあるものの2機分相当のガンダムフレームと装甲が組み立てられるため、ミキシングなどで補うことができればひとつの箱からバルバトスがベースの2体のガンプラが誕生する。
また意外にもバルバリックとしての装甲がそのまま入っているため、本家バルバトス第4形態などから一部パーツをミキシングすれば形だけでもガンダムバルバリックとして完成させることができる。
ミキシング後の色変えだけでなく、無くなっている片角をプラ板工作で再生させることで完全復活させたモデラーもいる。