イカシンカ
いかしんか
『科学戦隊ダイナマン』に登場する進化獣の一体。
概要
カー将軍が創り出した進化獣の一体。裏地の赤い短いマントを身に着けたようなイカの怪人で、左腕が嘴を模したものになっている他、頭部と両脚はイカの頭部をモデルとしている。
故・中島博士が開発し、その死と共に行方不明になっていた、無限の太陽エネルギーの利用により水爆をも超える破壊力を誇る兵器「太陽砲」の設計図が記録されたマイクロフィルムの入手を目論む。
空中を飛行しての体当たり「ゲソアタック」、左腕からの「イカミサイル」を戦力とし、身体を平べったくさせて敵の攻撃を回避する「スルメ変身」を得意とする。巨大戦では触手を介して両目からの黄色い放電を敵に浴びせる「ホタルイカフラッシュ」も披露した。
唯一の弱点は火で、イカ焼きになるのを恐れて取り乱してしまうという如何ともし難い弱点も抱えている。
活躍
貝殻に隠されたフィルムを入手した 王女キメラを逃がすべくダイナマンと激突するが、入手した殻にフィルムは無かったため、メギド王子、キメラと共にキメラ花隠れで撤退する。
その後、フィルムがあるとされる下田海岸を捜索すべく、シッポ兵を連れてダイナマンの前に海中から出現。ゲソアタックでダイナレッド・弾北斗を攻撃する。
5人揃ったダイナマンとの戦闘ではイカミサイルやゲソアタックで攻撃し、レッドの剣技をスルメ変身で回避するも、ダイナレッドのレッドファイヤーに怯み、ピンクのサーベルフラッシュ、次いで繰り出されたスーパーダイナマイトの前に敗北する。
直後ビッグバンプログレスで巨大化する。ゲソアタックでダイナロボを転倒させ、ホタルイカフラッシュやイカミサイルで追撃するも、最期はナックルボンバーと科学剣・稲妻重力落としを喰らい爆散した(その際「イカ~~!」と叫んでいる)。