CV:和氣あず未
概要
純真な心を持つ人だけが見ることができるという「夢の国 アルフ」に住まう妖精のひとり。人に幸せな夢を見せる能力を持つ。
純真で人懐っこく、前向きな性格で子供と遊ぶのを好む。
自らの力でみんなが幸せになれるよう願っている。
ルピナスとは友人関係。シャロンとも繋がりがあると見られている。
一人称は私orピアニーで、他人に対して「悪夢さん」など名詞+さんで呼ぶ事も。
人間は夢で妖精と遊んでも、目覚めると妖精の事を覚えていない。そのことを寂しく思っている。
最初から妖精として生まれた訳ではなく、フロージとフレイヤの力によって生を受けた元人間である事が示唆されている。
姉が居るような台詞があるが、これも人間時代の記憶の名残と考えられている。
第4部のメインヒロインであり、アルフに攻め込んできた「悪夢の国 スヴァルトアルフ」の軍勢に対抗する。
ちなみに妖精はFEシリーズ初めての種族となる。背丈は普通の人間と同じで、人間界にも来れる。
一枚絵では履いていないように見えるが、ムービーで見ると履いている。
同じ任天堂のゲームである「ドラガリアロスト」にも出張している。
性能
幸夢の ピアニー(神階英雄)
「私、幸夢のピアニー。
みんな、あったかいベッドの中で
幸せな夢を見られますように...」
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 青魔/飛行 |
武器 | 幸福の花(専用) |
補助 | やさしいゆめ(専用) |
A | 青の死闘・飛行3 |
B | 曲技飛行3 |
C | 魔防の鼓舞4 |
2019年12月から登場した光の神階英雄。エイルに続き、光の神階が配布となった。ステータスは速さがやや高めで守備がかなり低い。
神階としては初の再行動英雄。再行動スキルが専用のものになっており、再行動させると自分と対象の十字方向にいる味方に全ステ+3バフと【先導の伝令】の効果を付与させるサポート特化英雄。武器も十字方向を強化するサポート型でマス関係なく発動するようになっている。「死闘」持ちなので闘技場の防衛に放り込みやすく、事故を誘発しやすい。
物理耐久は紙レベルなので近接武器はもちろん、飛行に大ダメージを与える弓相手だと一発で倒されるので、相手に弓がいたら警戒が必要。
ただし、同兵種の再行動英雄にはA・Bスキルが同じ水の伝承英雄のアクアがおり、バフ強化や専用補助スキルで特定の兵種は移動+1にしたりと競合しがちな点に注意。
夢見る妖精たち ピアニー
「私たち、夢の世界から来た妖精なの。
ほらほらスカビオサ。
あなたも元気に挨拶しましょ?」
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 緑魔/飛行 |
武器 | 妖精姉妹の絆(専用) |
補助 | やさしいゆめ(専用) |
A | 攻撃速さの絆4 |
B | 魔防の魅了3 |
C | 攻撃の相互大紋章 |
2021年1月登場した正月の超英雄。去年のエイルに続いての実装になった。スカビオサとの比翼英雄となっている。
通常版とステータスを比べると攻撃と速さは上がったが魔防は下がっている。
専用武器も通常版と同じだが速さが消えた代わりに攻撃の数値が上がる。
サポート型に変わりはないがデバフもばら撒くことが出来るのでバフデバフを両立したスキル構成になった。
比翼スキルは周囲1マス以内にいる最もHPが高い行動済みの味方を再行動にし、さらに全ステータス+3かつ先導の伝令を付与。条件は厳しいが組み合わせ次第では強力になる。ただし一回限り。
弱点の飛行特攻は同じだが曲技飛行はないので機動力は低下している。おまけに魔道にも弱くなった。
比翼スキルも隣接しないと意味がないのであまり前に出過ぎないように。活かしたいのであれば聖印で曲技飛行か先導系スキルで装備して補おう
余談
担当声優の和氣あず未はファイアーエムブレムシリーズ初担当。とくに有名な元婦警のアイドルや競走馬など連想する者もいる。
同じ任天堂のゲームである「ドラガリアロスト」にも出張している。
名前の元ネタは実在する花「ピオニー」だと思われる。
(4章のオリジナル英雄はフレイヤとフロージを除き全て花の名前で統一されてる為)
日本では「芍薬(シャクヤク)」の名前の方が一般的。
花言葉は意外にも「威厳」や「はにかみ」などで、おおよそ彼女のイメージに合わないが、白の芍薬の花言葉は幸せな結婚であるため、いつも楽しそうなノリは彼女が白妖精だからだと思われる。
一方で紫の芍薬の花言葉は「憤怒」であるため、もしスヴァルトアルフに属していたら全然違う性格になっていたかもしれない…
また芍薬は名前が示す様に薬に使われ主に漢方薬の材料として広く使われている。芍薬が材料に使われる漢方で最も有名な所では葛根湯がある。
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フロージ…王
ルピナス…友人
ナーム…ドラガリにゲスト出演したことで共演した妖精。中の人は本作のシルヴィア。後にプレイアブル参戦したが、限定キャラ。
真実(ネタバレ注意)
本来は元人間であり、前述したようにフロージとフレイヤきょうだいの手により、妖精として転生した一人の少女である。
人間だった頃は血のつながらない父と、実の姉と3人で暮らしていたが、この父がどうしょうもない人物であり姉妹を毎日の様に虐待していた…姉は必死でピアニーを義父の暴力から守っていたが、ある日度を越した虐待によりついにピアニーは重症を負い失明。笑顔が消えてしまう…今のままではピアニーの命が危ないと危惧した姉は妹の為にと遂に義父を手にかけてしまう。義父を殺害した事で居場所を無くした姉妹は姉に誘われるまま放浪…そしてフレイヤたちに導かれるように夢の国へ迷い込み、世界のための犠牲……英雄になる道を告げられる。
ピアニーを守りたい…力を欲していた姉は夢の蜜を飲み妖精となった…後にピアニーも姉同様に蜜を飲み英雄となる。
蜜を飲んだ姉妹は生前の記憶を消されて、ピアニーはフロージの元、夢の国アルフへ行き白妖精となり、姉はフレイヤの元、悪夢の国スヴァルトアルフへ行き黒妖精として転生するが、フレイヤがフロージを幽閉するため攻め込んできた事で黒妖精と敵対する事になってしまう(ゲーム4章)
黒妖精との戦闘は激化して行くが、戦いの最中にじょじょにだが生前の記憶を戻して行く。
こわい…こわいよ…おねぇちゃん
たすけてよ…たすけて…おねえちゃん…
もうやめて!おねぇちゃんをいじめないで!おねえちゃん…
泣き叫ぶ少女の声と少女を慰める優しい声…
だいじょうぶ…ぜったいにあたしが守ってあげるから
ピアニーは確信する。そして黒妖精との決戦の時にピアニーから告げられる…
悪夢のスカビオサ…いいえ…あなたは私の…
ピアニーの言葉を静止し、己の任務を全うするスカビオサ。
決着がつき消滅するスカビオサに対し、ピアニーは言う
…お姉…ちゃん
ピアニーの生前の「姉」とは、比翼パートナーでもあるスヴァルトアルフの妖精スカビオサであった…
花の蜜を飲んだ妖精は生前の心の影響を受けるようで、もとより天真爛漫なピアニーは生前のころのままの性格である模様。
だがストーリー中盤から生前の記憶が蘇った際には義父のせいでじょじょに明るい性格が無くなる様が描かれている。
また、彼女は同じく夢の世界に迷い込んだシャロンと最も親しい中であったが、夢の世界の掟を知っていた彼女はシャロンに分け与えられた蜜をのみ、シャロンの身代わりとして妖精になった事が語られている。
彼女がいなければシャロンも妖精として転生していた事になる為、彼女はシャロンにとって命の恩人でもある。