概要
CV:斉藤次郎
元はハギャと名乗っていたが、レオルに改名した。おそらくイカルゴやメレオロンらと同じく、人間時代の記憶を取り戻していたものと思われる。
部隊を率いて戦うことが多く、部下にフラッタ、ヒナ、イカルゴ、オロソ兄妹等がいる。
非常に打算的で野心家。組織の中でうまく立ち回ることで利益を得ようとするタイプ。指揮能力や敵を追い詰める頭脳はあり、モラウ=マッカーナーシには「(趣味の合うやつとは)やりづらい」と評された。
戦闘に関しては慎重で、能力もひた隠しにしている。
ヂートゥ同様に、人間を甚振り殺す趣味があるが、後述の人物から念能力を伝授されてからは、能力の時間制約のためとはいえ、音楽をたしなむ・自分とは違う種族が相手であることを承知のうえで、相手を冷静に諭すなど、人間くさい言動や中立的な発言も垣間見せている。
ある程度のキメラアント達を指揮する・武功を狙う兵隊長達を時間稼ぎの捨て駒としてぶつけるなど狡賢さとカリスマ性はあり、そのためか特質系。
女王の死後は、自ら王となるべく旅立ったが、派手な行動が裏目に出てハンターの襲撃に遭う。
その後、東ゴルトーの王の下に就き、シャウアプフから能力を伝授される。
護衛軍からの命で「選別」の邪魔をするハンターを始末するため、キルアやモラウを倒そうと目論む。
最終的には自らが王に返り咲くことを目論んでいたようだが、ウェルフィンやブロヴーダからは「王や護衛軍との圧倒的な実力差を自覚できていない」と裏でバカにされていた。
念能力
特質系能力者
謝債発行機(レンタルポッド)
恩を売った相手の特殊能力を一時的に借りることができる能力。
具現化した発行機で対象能力の券を発行し、それを手に取り破くことで対象能力を発動できるようになる。能力のレンタルは一回一時間。
レンタル期間中、貸した相手はその念能力を使用できなくなるが、使えなくなるのは『発』だけでそれ以外の念能力は使用できる。
<レンタル条件>
1.相手の特殊能力を実際に見るか能力名を知る。
2.その後相手に恩を売り、貸しであることを相手に確認し、相手の同意を得る。
条件をクリアすると自動的に発行機にデータが記憶される。ただし相手が死亡した場合データは削除される。
イヤホンを繋げることで音楽も聴ける。レオルはアルバムの連続再生でレンタルの時間を計っていた。
効果自体はクロロ=ルシルフルの「盗賊の極意」の下位互換(あちらは完全に念能力を奪い取ることができるが、こちらは1時間限定)だが、その代わり念能力をレンタルするための条件は比較的緩い。
また、「盗賊の極意」と違いなんらかの制約なしに両手が完全に自由になるという長所もある。