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日本政治家。第82・83代内閣総理大臣(在任1996年1月~1998年7月)、第17代自民党総裁(在任1995年9月~1998年7月)。故人(2006年没)

自社さ連立政権の村山富市首相が退陣した後を受け就任。行政改革を始めとする六大改革を掲げ、中央省庁再編、大胆な税制改革などを行ったが、在任中の消費税率引き上げ、健康保険の自己負担率引き上げ、特別減税廃止などの失政により1997年秋からの景気後退を招き、1998年7月の参議院選挙で大敗し退陣した。

消費税増税と法人税・所得税減税は、財政再建と経済活性化を狙ったものであったが、結果的にはどちらも逆効果となり失敗した。消費税増税により税収が約4兆円増えたが、所得税と法人税の歳入が激減し、差し引き2兆5千億円もの税収減となった。1998年度には名目GDPは前年度比マイナス2%となり、これ以降の日本経済はデフレ局面に突入している。

なお、整髪剤でセットした頭髪は巷説のポマードではなく水性ヘアクリームを使っていたとのこと(本人談)。

弟・大二郎も政治家(元高知県知事)。中学校の同級生に安部譲二がいる。

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